ブラフと遅延行為

2010年5月3日
よく相手の行動などに対応できる(カウンターなどの)カードが手札にない場合において、何も行動できないのに必要以上に時間を使っているプレイヤーがいる。
なぜか?
理由は、何か思考している振りをしているからだ。彼らは、それをブラフと思っているからだ。しかし、実際はただの遅延行為以外の何物でもない。 最低限の時間(数秒程度)は許せる範囲だが、あきらかにそれをオーバーする時間は、遅延行為だ。

ブラフとは、思考時間云々ではなく、マジックの状況において演出する必要がある。
場、墓地、手札、ライフ・・・、こられに相手に間違った意図を与えることがブラフである。


ブラフと遅延行為の有名な例を示そう
ブラフ:手札に土地しか引いてないが、あえて出さずに手札に温存(相手に対応カードが持っているという間違った意図を与える)
遅延行為:手札に土地しかないのに毎回、何十秒も考える振りをする。


非常に高度なブラフの例として以下を示す。
<ケース>ZOOでANTと対戦(サイド後)して3ゲーム目。なおZOOのサイドにチャントが入っていることがANTにはばれている。
ZOOは、1ターン目にチャントが手札になく、かつナカティルも出せるのに平地をセットしてエンド。これでANTに対してチャントを警戒させてコンボ発動を遅らせつつ、本当のチャントやガドックを引く。

結論「遅延行為をブラフと勘違いするな」

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