FoWの２０枚について（続）

http://hal9000.diarynote.jp/201004052128386014/
の過去の記事にて、「FoWを運用するには青のカード（Fow含む）が最低20枚必要」という常識についての考察をした。

http://hal9000.diarynote.jp/201006052156366806/
の記事にあるとおり、確率計算ソフトを作成したので、計算結果をのせる。

＜条件＞
デッキ数＝60枚の中に、A＝FoW：4枚、B＝青カード（FoW除く）：16枚　がある。
7枚ドロー（初手）した場合のAとBの引く確立
＜計算結果＞
全組み合わせ数：386206920通り
A:0枚、B:0枚＝ 4.8％ （組み合わせ数：18643560通り
A:0枚、B:1枚＝ 15.9％ （組み合わせ数：61414080通り
A:0枚、B:2枚＝ 20.4％ （組み合わせ数：78960960通り
A:0枚、B:3枚＝ 13.2％ （組み合わせ数：51178400通り
A:0枚、B:4枚＝ 4.6％ （組み合わせ数：17981600通り
A:0枚、B:5枚＝ 0.8％ （組み合わせ数：3407040通り
A:0枚、B:6枚＝ 0％ （組み合わせ数：320320通り
A:0枚、B:7枚＝ 0％ （組み合わせ数：11440通り
A:1枚、B:0枚＝ 3.9％ （組み合わせ数：15353520通り
A:1枚、B:1枚＝ 10.9％ （組み合わせ数：42112512通り
A:1枚、B:2枚＝ 11.3％ （組み合わせ数：43867200通り
A:1枚、B:3枚＝ 5.7％ （組み合わせ数：22131200通り
A:1枚、B:4枚＝ 1.4％ （組み合わせ数：5678400通り
A:1枚、B:5枚＝ 0.1％ （組み合わせ数：698880通り
A:1枚、B:6枚＝ 0％ （組み合わせ数：32032通り
A:2枚、B:0枚＝ 1％ （組み合わせ数：3948048通り
A:2枚、B:1枚＝ 2.2％ （組み合わせ数：8773440通り
A:2枚、B:2枚＝ 1.8％ （組み合わせ数：7113600通り
A:2枚、B:3枚＝ 0.6％ （組み合わせ数：2620800通り
A:2枚、B:4枚＝ 0.1％ （組み合わせ数：436800通り
A:2枚、B:5枚＝ 0％ （組み合わせ数：26208通り
A:3枚、B:0枚＝ 0％ （組み合わせ数：365560通り
A:3枚、B:1枚＝ 0.1％ （組み合わせ数：632320通り
A:3枚、B:2枚＝ 0％ （組み合わせ数：374400通り
A:3枚、B:3枚＝ 0％ （組み合わせ数：89600通り
A:3枚、B:4枚＝ 0％ （組み合わせ数：7280通り
A:4枚、B:0枚＝ 0％ （組み合わせ数：9880通り
A:4枚、B:1枚＝ 0％ （組み合わせ数：12480通り
A:4枚、B:2枚＝ 0％ （組み合わせ数：4800通り
A:4枚、B:3枚＝ 0％ （組み合わせ数：560通り

まとめると

①FoWを初手に引かない確率：約60%
②FoWを引くが、その餌（他にFoWを含む青いカード）がない確率：約4%
③FoWを引き、その餌もある確率：36%

よって、青いカードを20枚（FoW4枚含む）にしてとけば、25回に1回しか、初手に餌がない状況がこない。ちなみに、青いカード（FoW4枚含む）を24枚、22枚、18枚、16枚にすると・・・
24枚：FoWを引くが、その餌（他にFoWを含む青いカード）がない確率：2%
22枚：　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　：2.8%
18枚：　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　：5.4%
16枚：　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　：7.3%

16枚の場合の、7.3%は、14回に1回のペース。、
ただ、初手のみの計算であるため、どうとらえるかはプレイヤー次第。


結論： 初手だけなら、Fowを引いても打てない確率は低い。