大会の目標とは？

「勝つつもりで戦う。」
ワールドカップ、予選最終戦でデンマーク戦の試合前に岡田監督が言った言葉。引き分けでも予選突破だったが、 勝つを目標にした。結果、勝って予選を突破した。

基本的にマジックの大会で負けるつもりで出るひとはいない。（※１）
だが、果たしてそうだろうか？

「4-3で勝ち越したらいいかな」
「ベスト８までいけばいいわ」
「シングルエリミ出れればok」

と大会前に言ってるプレイヤーは、5連勝した時点、シングルエリミに出た時点で、負けてもいいと思っているのだろうか？
No。決して、それらのプレイヤーは、そう思っていないはずだ。勝ちたいと。

しかし、それらのプレイヤーは、どこかで負けても良いと、心の奥で勝手に自分で壁を前に作っているのではないだろうか？
自分の勝手な限界を設定し、負けてもいいという言い訳を自分で作っているのではないだろうか？
自分でも気づかないうちに。


では、目標は、どこに置くべきか？負けないこと、つまり
「大会で優勝」
以外にありえない。

大会で優勝するには、負けはありえない。全て勝たねばならない（※２）
勝ちたいプレイヤーなら必然的に目標は「大会で優勝」になるはずだ。


K1ファイターは、試合前かならず「絶対勝つ。優勝する」と言って自分を追い込む。自身を追い込むと心理的な面からも予想外な力は発生する場合がある。
マジックも同じだ。

勝敗はわずかな差で決まる場合が多い。その一つにプレイヤー同士の気持ちがあるはずだ。絶対優勝したいプレイヤーと、4-3を目標にしているプレイヤーでは、気持ちに差があらわれ、結果的にプレイングの差としてあらわれると思う。


岡田監督は、「ベスト4を目標」 と言っている。
非常に残念だ。ベスト4になったら負けてもよいと心の奥では思っているのだろうか？予選突破はうれしいが、目標は優勝と言ってほしかった。

しかし、 希望はある。本田選手は「目標は優勝」 と前々から公言していた。予選で2得点。今後の活躍に期待したい。


結論：大会の目標は優勝におくべき。


※１：本記事では、参加自体が目的のプレイヤーや、調整だけが目的で勝つことが目標のプレイヤーは除く。
※２：1回引き分けでも優勝できる場合などがあるが、割愛する。




つーわけで、ニッセンの目標は優勝でwwwwwwww