前回(http://hal9000.diarynote.jp/201008170018129007/)からの続き、

まずイチョリッドの対墓地対策の復習と前回予告し最新の対墓地ギミックについて記載する。
イチョリッドの対墓地対策は、以下がおもなケースだ。

1)針
2)Ancient Grudgeなどの破壊系呪文
3)白力線

そのうち白力線はM11で入手した比較的新しいケースだ。だが、さらに新しいケースが増えている。それは、

4)もみ消し

である。
以下、利点を箇条書きする。

①トーモッドと遺産の両方に効く
②対ANT対策にも使用できる(ブッパ防止)
③とにかく応用範囲が広い(以下、例・・・)
 ・爆薬でのトークン一掃を防ぐ
 ・相手の不毛の大地を防ぐ(結構、イチョは土地割られると痛い)
 ・同形対決で相手のセファリッド円形競技場の能力にうつ。
 ・調子にのって、フェッチ1枚でスタートした相手のフェッチに打つ。
④相手クリーチャーの自殺による橋破壊を防止する(橋が破壊される能力を打ち消す)
⑤相手がトーモッド、遺産を置いていても、気にせず墓地をこやせる



特に④と⑤は、もみ消しにしか実現できない。イチョリッドが過去に何度も苦しんだ状況を解決できる最高にして最大の利点である。

以上より、もみ消しがあきらかに1)~3)のケースより上位互換であることがわかってもらえたと思う。(厳密には違うんだけど、本論の趣旨とは異なるので割愛)


イチョリッドは、メイン(勝率)7割、サイド2~3割のデッキと呼ばれてきたが、これからは、メイン7割、サイド6割と呼ばれるだろう。
そのあまりの強さに、使用をためらうほどである。実際、私自身もあまりの強さにこの2カ月ほどイチョリッドを自粛しているほどである。
「マジックではない」という言葉があるが、まさにそれに当てはまる強さだ


一部プレイヤーは、コロンバスで試そうとしたみたいだが、サイドの枚数調整がまにあわず
使用は限定的だった模様。
ただ、すでに世界中で調整と研究が始まっている。イチョリッドが入手したもみ消しという武器についてだ。これに決して乗り遅れてはいけない。
なおコロンバスで間に合わなかったが、エタフェスには間違いなく間に合うであろう。
「最近、イチョリッド減ったな。余裕っすww」というプレイヤーは、次のエタフェスで地を這うことは必至である。


全てのイチョリッドプレイヤーは、もみ消しをサイドにいれて、圧倒的な破壊力を実感してほしい。
また、イチョリッドを使わないプレイヤーは、対もみ消し戦略を考えよ。



墓地対策シリーズの次回(最終回)は、これらイチョリッドの最新サイドにおける選択肢を知ったうえで、トーモッドや遺産を超えた最新の墓地対策(対イチョリッド戦略)についての話題にうつる・・・。



私信。イチョリッドを使用する予定の某チームメイト(アンディ氏)へ、イチョリッド使うなら、最低限、このぐらいの基本知識は知ってないと話ならないよ
(-_-)v

注意:この日記(というより、このDiaryNote全て)は、おちゃらけです

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