プレイヤーは、よく病にかかる。β病、黒枠病、スリーブ病・・・などである。病にかかっていないプレイヤーにとって、それらの病にかかったプレイヤーを見ると理解できずに
アハハ(^∀^;)。o○イミフメ-
となってしまう。

ただ、本当にそれで終わってよいのだろうか?
答えはNoだ。

過去、人類は、沢山の病気にうち勝ってきた。昔では、致死の病であっても、今では、ほとんどが完治可能となっている。
それは、なぜか?嫌い、意味不明だからという理由で逃げずに、その病気(の原因、影響など・・・)を全て知り尽くし、いかにすれば乗り越えられるのかを研究しつくしたからだ。
つまり、マジックにおいてもこれらの病気を研究しつくさなければならないのだ。

~~~~~~~~~~~~~~(チョット余談)~~~~~~~~~~~~~~
これは、他の全ての事でも言える。人類最大の病気ともいえる戦争についても同様である。ただし、残念ならが日本以外ではだ。
通常、日本以外(欧米)の国々では、普通の大学において戦争(国防)についての専門講座が一般学生向けに開設されている。
なお戦争、国防といっても、戦略(政治、経済、法律・国際法、歴史・・・)、戦術(心理学、体育、・・・)、兵器(工学、電子、化学・・・)など非常に幅が広い。

危険だからと言って目を背ける(学習しない)のが一番危険なのだ。
~~~~~~~~~~~~~~(余談終わり)~~~~~~~~~~~~~~

さて、β病とはなんだろう?
症例は、以下のとおりだ
β病:最古のエキスパンションであるベータ(Beta、略号:LB、LEB)を店舗またはネット通販で見てしまうとデッキの使用有無、必要有無にかかわらず無意識に購入してしまう。

恐ろしい病気だ。ベータのカードは、他のエキスパンションの同名カードより数倍の価格 である。また、カードの状態は、大半がブレイド以下、ヘビーブレイドが当たり前。 そして、一番の問題は、品質、価格ともに他のエキスパンションの同名カードより劣るが、マジック上での能力が全く一緒である。にも関わらず、それを収集するのは、あらゆる点から非合理的なのだ。


・・・と、つい最近まで思っていた。おそらく、そのように思っているプレイヤーもいるだろう。
だがMr.βマスターと三日三晩徹夜で討論した結果、様々な利点があることがわかってきた。

1)対戦相手への威圧感
ベータを収集することは、非合理的であることは周知の事実であるが、そのことが逆に対戦相手にプレッシャーを与えることができる。「ベータ使用者→経験豊富な古参プレイヤー→猛者」と感じるメカニズムが人間には備わっている。デュアランのベータを出しただけで、対戦相手が戦意喪失した話は、無数にある。
ベータは、他のエキスパンションより心理的アドバンテージの点から比較優位であるのだ。

2)精神的高揚
ベータは、非常にカードの状態が悪い。本当にぼろぼろの状態もよくある。だが、それは長年の世界中のプレイヤーが積み重ねた死闘の歴史が刻まれたカードであることのEvidenceに他ならない。そして、その状態であるからこそ、最適なプレイが可能なのだ。また、黒枠の部分は左右が同じ長さではなく、微妙に長さが異なる。これは、ベータだけが許されたデザインだ。
ベータは、他のエキスパンションには無い最高のカードである証なのだ。


これらのことを加味して、カードアドバンテージで計算すると単純計算で1.1~1.2倍程度になると試算される研究結果も見られる。ただ、このことを知っているプレイヤーはあまりに少ない。ベータは、真のマジックプレイヤーのみが購入し大会で使用を許されたカードなのだ。初心プレイヤーには決しておすすめできない。


β病。それは、カード・・・、そしてマジックを愛したプレイヤーだけが到達できる誇り高き異称だ。

次回は、スリーブ病について記載予定。



注意:この日記(というより、このDiaryNote全て)は、おちゃらけです

2010/08/26 22:00追記:諸事情(コメントに詳細を記載)により、次回予定の「プレイヤーが陥る病、スリーブ病について(2)」は、無期延期となりました。お楽しみにした方 そんな奴いねーかwwwには大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いします。

コメント

nophoto
withのβマスター
2010年8月26日19:23

よく言った!
さぁこっちの世界においで~w

KURATA_HAL
2010年8月26日22:14

(´・ω・)ムリダ~♪

KURATA_HAL
2010年8月26日22:21

次回予定の「プレイヤーが陥る病、スリーブ病について(2)」が延期となった諸事情=本日、スリーブ病患者(withの某アンディ氏)にインタビューした。結果、彼はアラビア語しか話さなかったため、内容が理解不能であり、取材は失敗に終わった。よって、残念ながら内容の精査すらできず中止にいたった次第。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索