前回(http://hal9000.diarynote.jp/201011272334013607/)の続きを書こうと思う。
正直なところ、諸事情によりエルフを研究するためエルフをソリティア(一人回し)ってみるとおもしろすぎる。その面白さは、ANTのソリティアを圧倒している。この2週間ほど一番たくさん触っていると言っても過言ではない。
まさにエルフこそ、レガシーで最も回しておもしろいデッキだ。

話がそれた。

適者生存から蔦を出す場合、何体出すか?言い換えると墓地に何体落とすか?マナが十分で、かつ墓地破壊がない1ゲーム目で、かつ余裕がある状況なら、間違いなく4体墓地に落として釣る。

ただ実戦では、毎回、蔦を4枚墓地に落として釣るかというと違う。また、不可思議も毎回落とすわけではない。その理由は、単純にマナが必要であることと、オーバーキルであることの2点につきる。
むしろ一番よくするケースが―もちろん状況にもよるが―蔦2体や、蔦3体を落とすプレイングだ。

上記の最高のケース(墓地に蔦4体と不可思議を落とす)だと、手札に蔦がない場合、
1マナ(手札のクリーチャーを落として1体目の蔦をサーチ)+5マナ(蔦4と不可思議を落とす)+1マナ(ルートワラ+メムナイト)で計7マナ必要だ。これだと2ターン目土地2枚のみから適者生存を出した場合、土地が3マナで止まるなどしたら、3ターンも先の話になり、その間に何もできない。トロピを割られた場合なども考えると結構発生する。ただ、そこまでシムシティ(舐めプレイと同義)しても勝ってしまうから適者生存はおかしい。 当然、そんなプレイイングをしたら負けてしまう。

2体出す場合を考えてみると手札に蔦があると3マナで起動可能だ。これはおば賛美がいなくても、2ターン目にフルタップで適者生存、次のターン土地セット3マナで即8点アタック(これで、ANTは致死圏内ぎりぎり)、次のターン、蔦8点+ルートワラ3点で終了。
つまり、対コンボや場への展開が遅い対戦相手には、4体でも2体、3体でも2回殴れば終了なら、マナが少なくて先に攻撃可能な選択肢を選ぶのが当然だ。

また、他に

①ピアスやスティフルを構えたり、不毛の大地でマナが伸びない場合に少ないマナで蔦の展開が必要なケース
②2ゲーム目など相手のクローサングリップを警戒して中途半端な手札の状態(ルートワラを引っ張ってくる前の蔦しか手札にない状態)に壊されて墓地の蔦をつれなくなるのを防ぐためケース
③対戦相手が白マナをタップしている(要は除去がうてない)時に蔦でなぐりたいケース

などなど・・・必ずしも蔦を4枚落とさなくてもいい理由がわかってもらえたと思う。

もちろん、蔦4体+不可思議を落とすのが正解の場合も当然ある。
要は、場の状況と自分が出せるマナなどから、最適な数の蔦を出す(墓地に落とす)かを考えるのがUGマッドネスのプレイングの胆なのだ



最後に問題。
UGマッドネスを使用して、2ターン目に適者生存を出した。3ターン目に飛行付(墓地に不可思議が落ちてる状態)の蔦4体でなぐるためには、どのような条件が必要か?条件は、少なければ少ないほどよい。
マッドネス使用経験者にとっては楽勝すぎるかな・・・


ヒント:蔦4と不可思議を墓地に落としてルートワラ・メムナイトで釣る場合、手札に蔦or不可思議があり最低6マナ(5枚落とす+ルートワラ・メムナイトで1マナ)必要です

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