サイドボードをする際にFoWをまっさきに抜くケースが多い。特に対ビート戦はもちろん、対コントロール戦でもまっ先に抜くことを検討する感がする。その理由について、自分の考え
(一部は、某有名プレイヤーの考えを盗作ウヒョヒョヒョ)を以下に記載する。

1)アドバンテージの観点
マジックでは、アドバンテージをいかにとるかで勝敗が決まる。そして、FoWは基本的に(各プレイヤーが言うように)デッキの一番弱い部分だ。なぜなら、使用するごとに必ずディスアドバンテージになるからだ。
そして、サイドボード時には、相手のデッキに対して弱い部分(アドバンテージが稼げないカード)から抜くのが基本だ。よって、一番弱いFoWから抜く。これが、まっ先にFoWを抜く理由の基本的な考えだ。


2)ではメインに一番弱いFoWが、なぜ必要なのか?
FoWは、すべてのデッキ(カード)に効く万能カード である。よって、1ゲーム目相手のデッキ内容がわからない場合、まんべんなく効く(ただし弱い)カードを入れた方が総合的に勝率が高く なるからだ。

FoW=すべてのデッキ、カードに効く(ただし弱い)
サイドボードカード=特定のデッキ、カードだけに効く(そして強い)

といったところか。つまり、2ゲーム目以降は、相手のデッキに対して有効なサイドボードカードを入れれるため、2枚消費するFoWは不要となる場合が多い。


3)ではサイドでFoWを全部抜くのか?
これもケースバイケースだがNo。なぜなら、往々にして場に出てしまうと数枚分のアドバンテージを稼がれてしまうカードが相手のデッキに存在する。ただ、それは往々にして重く、相手のデッキにわずかしか入っていない。よって、2ゲーム目以降は、相手の最大の脅威のカードを予想して、その分だけ残す。そして、FoWはその最大の脅威にしか使用しないのがベストだ。
たとえば、相手のデッキに新ジェイスが2枚あると思ったら、FoWを2枚だけ残し、2枚サイドアウトする。もちろんFoWは新ジェイスにしか打たないプレイングを心がける(参照:「CTGのミラー対決におけるFoWのサイドアウトについて」http://hal9000.diarynote.jp/201008192220306831/ )。


4)コンボに対してFoWを抜かない理由。
メインには、除去などコンボに対して全く効かないカード、つまりFoWより弱いカードが存在する。よって、FoWより弱いカードを先にぬいた結果、こじつけ感があるが たまたまFoWが残る。


FoWの運用は、それだけでプレイヤーのプレイング技量がわかるほど奥が深い。FoWの運用がうまいプレイヤーは、the Championになり、下手なプレイヤーはthe Loserなりthe Dropperになる運命と言ってもよいだろう。
エタパ前のこの時期にFoWの運用を再チェックしてはどうだろうか?



まー、ぶっちぇけ、サイドボード時にFoWを2枚抜くところから考えると非常に考えるのが楽だから、FoWをまっさきに抜くのは内緒だ
( ^∀^)

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