社会的認知向上のための提案~STEP4~慈悲を以て殺す
2011年5月22日コメント (2)前回(http://hal9000.diarynote.jp/201104291436128616/)の続き。
以前のエントリーにて、マジックは非常に楽しいゲームであるが、実際は非常に苦しい思いをしなければいけないゲームでもあるとも書いた(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201105042041301080/)。私は、それに気がついて以降、このことについて考えた。結果、徐々にではあるが様々な問題と背後に潜む原因が見えてきた。そして、それはマジックの社会的認知向上を阻む障害でもあることがわかってきた。
そもそもなぜマジックで苦しまなければいけないのか?
簡単に言うと、形勢不利または負けが確定してから実際に負けになるまでの実時間が長いからだ。これが苦しみのroot causeだ。
例えば、ANTを思い出して欲しい。むかつきを打たれた後の時間は、緩慢に自分の負けを、言うなれば死を甘受するだけという非常に苦しい時間が続く。例えば、CTGを思い出して欲しい。相殺からのハーフロックを体験したら、本当に苦しい。直接的に死なないにもかかわらず大事なカードが為す術もなく捌かれてしまう苦しい時間が続く。例えば、マーフォークを思い出して欲しい。銀エラ(※)からのロード群を展開され徐々に圧迫される様は、生き地獄だ。
では、どうすればよいのだろうか?
そのヒントを最近ある会話から発見した。
例えば、親和を使用する場合、頭蓋囲いからの攻撃は、まさに一瞬で終わる。その対戦相手の顔に苦痛があったことはない。例えば、同じマーフォークでも銀エラのような低攻撃力のクリーチャーを経由せずにロード群からの瞬殺劇は本当に早い。そこにも対戦相手の苦痛はないだろう。どんなデッキを使用しようが、少しの気遣いで勝利への時間が早くなり、結果的に対戦相手の苦痛は減るはずだ。
勝つのは簡単だ。だが、いかに早く対戦相手を倒すことが重要だ。苦痛を与えないよう、苦痛を和らげるように勝つことを学ぶべきだ。そして、それこそが、マジックというゲーム全体の社会的認知向上につながるだろう。
※:銀エラは、やはり非人道的カードのようだ。やはり私の考えに間違いはなかったのだ。(参考:http://hal9000.diarynote.jp/201104191940014489/)
以前のエントリーにて、マジックは非常に楽しいゲームであるが、実際は非常に苦しい思いをしなければいけないゲームでもあるとも書いた(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201105042041301080/)。私は、それに気がついて以降、このことについて考えた。結果、徐々にではあるが様々な問題と背後に潜む原因が見えてきた。そして、それはマジックの社会的認知向上を阻む障害でもあることがわかってきた。
そもそもなぜマジックで苦しまなければいけないのか?
簡単に言うと、形勢不利または負けが確定してから実際に負けになるまでの実時間が長いからだ。これが苦しみのroot causeだ。
例えば、ANTを思い出して欲しい。むかつきを打たれた後の時間は、緩慢に自分の負けを、言うなれば死を甘受するだけという非常に苦しい時間が続く。例えば、CTGを思い出して欲しい。相殺からのハーフロックを体験したら、本当に苦しい。直接的に死なないにもかかわらず大事なカードが為す術もなく捌かれてしまう苦しい時間が続く。例えば、マーフォークを思い出して欲しい。銀エラ(※)からのロード群を展開され徐々に圧迫される様は、生き地獄だ。
では、どうすればよいのだろうか?
そのヒントを最近ある会話から発見した。
殺らなければ殺られる戦場だからこそそうなのだ、ダラダラとゆっくり決着させてはいけない。形勢不利だと対戦相手が感じる間もなく相手をぶったおす。それに時間をかけてはいけない。まさに瞬殺させてやることこそが慈悲なのだ。
敵が痛みを感じる間もなく絶命させてやる
たとえそれがどんな相手であろうとも
慈悲を以て殺す(redEyes第13巻より)
例えば、親和を使用する場合、頭蓋囲いからの攻撃は、まさに一瞬で終わる。その対戦相手の顔に苦痛があったことはない。例えば、同じマーフォークでも銀エラのような低攻撃力のクリーチャーを経由せずにロード群からの瞬殺劇は本当に早い。そこにも対戦相手の苦痛はないだろう。どんなデッキを使用しようが、少しの気遣いで勝利への時間が早くなり、結果的に対戦相手の苦痛は減るはずだ。
勝つのは簡単だ。だが、いかに早く対戦相手を倒すことが重要だ。苦痛を与えないよう、苦痛を和らげるように勝つことを学ぶべきだ。そして、それこそが、マジックというゲーム全体の社会的認知向上につながるだろう。
※:銀エラは、やはり非人道的カードのようだ。やはり私の考えに間違いはなかったのだ。(参考:http://hal9000.diarynote.jp/201104191940014489/)
コメント
ANTの作業の過程やCTG系の制圧の最中、銀エラでアドを稼いでいるときに喜びを感じるプレイヤーもいる訳で。
ただ、それの人の向かいでするMagicは苦痛そのものであるのは共感できます。
そんな私は対策カードを積むことより早めの投了を心がけています。
苦痛を自らが味わう場合は、早めの投了が一番だと思います。
ただ、逆に苦痛を与える場合は、少しでも早く、少しでも少ない苦痛で対戦相手を倒す。その一種のいたわる気持ちが大事なんじゃないかなと。ただ、これは誰でも感じていることで、それが我々マジックプレイヤーが紳士である所以だと思います。