ゴブリンについて思うこと（１）：ゴブリン、それは富士山

富士山に登ったことがあるだろうか？
２年前に私は、富士山の登頂に成功した。途中、九合目あたりから猛烈な頭痛（軽度の高山病）と、局地的な大雨という最悪の天候のため、何度リタイアしようか覚えていない。事実、ツアー参加者の約半分は、志半ばでリタイアし、頂上の頂きに到達できなかった。本当に過酷な道だった。
だが、満身創痍（他の参加者も同様）になりながら頂上に到達。そして、待っていたのは、感動だった。少し前までの天気が嘘のように晴れ渡り、そこから見たご来光は、本当に美しかった。そこに沢山の言葉はいらない。"美しい"、"感動"の言葉で足りる。それは、頂上に到達できた人だけが感じられる最高の思い出だ。

私は登山経験はほとんどない。だが、なぜ富士山に挑戦したのか？それも多くの言葉はいらない。
「日本人なら一度は登ってみるべき山だからだ。

・・・

さて、マジックの質問をしたい。
マジックプレイヤーなら一度は使用してみるべきデッキは何か？

親和か？
No。親和は、本当にいいデッキだが・・・違う。まだ、親和というデッキは誕生してから若すぎる。

ANTか？
No。マジックがクソゲーになるだけだ（参照：「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか？」http://hal9000.diarynote.jp/201010272333365774/　、「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか？（２）」http://hal9000.diarynote.jp/201010292259515798/）

あえて答えを引き延ばす理由はないだろう。
そうゴブリンだ。

過去様々なデッキが出現しては、消えていった中、常にメタの中心に居座るデッキ。そして、最も由緒ただしきデッキ。常にプレイヤーから尊敬を集め、そして、恐怖を与えるデッキ。まさに、マジックの富士山といっても過言ではない。

最近、ゴブリンを使い始めたが、そのプレイングの難易度は、あまりに高い。使いこなす道は本当に過酷なのがわかる。だが、途中で決してあきらめない。リタイアはしない。なぜなら、知っているからだ。途中の険しい道を登り切った後に待っている"美しさ"と"感動"を・・・。

私は、ゴブリンという山の頂上を登り切ることを宣言したい。


明日のDN予定：「ゴブリンについて思うこと（２）：今使用しているゴブリンのレシピ」
ヽ（=´ω｀=）ﾉ