NO RUGが日本で流行らない理由
2011年8月23日コメント (2)StarCityGames.com Open Series BostonでNO RUGが上位を独占していると話題になっている(http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2011-08-21&end_date=2011-08-21&event_ID=20&city=Boston)。トップ8の実に半分の4人がNO RUGだ。
さて、このNO RUGは、注目されはじめてかなりの月日がたつが、あまり日本で流行らない。有識者の意見(理由)は、"NO RUGにとって有利なデッキが少なく"、"NO RUGにとって不利なデッキが多い"というメタ的な観点の説明が一般的だ。だが、私は、漠然と違うのではないかと考えていた(もちろんメタ的な観点を全て否定するわけではない)。
そして、その理由を探った結果、非情に興味深い結論に達した。そして、その結論からは、我々日本人の文化や風習に深く根ざした様々な事象が見えてくることができた。
1)日本人は、コンボが嫌い
日本人プレイヤーは、(一部の狂信者的なコソボ教を除いて)総じてコンボが嫌いだ。大会で当たりたくないデッキNo1は、間違いなくコンボだ。大会中、「F***, Your Deck・・・」などと叫ぶレイヤーの対戦相手は、間違いなくコンボであり、ある種の憎悪と言ってもよいかもしれない。もちろん私も、コンボは嫌いであり、当たると胃が痛くなりDROPしたくなる。
※なお、マザーテレサ曰く「愛情の反対は無関心」と言うように、好きの反対は嫌いではない。嫌いというのは、愛情の一側面であることには留意してほしい。
さて、NO RUGは、コンボデッキである。クロックパーミ的な動きももちろんするが、Natural Orderから大始祖のコンボで勝つのが基本戦略だ。NO RUGは、コンボデッキであり、それが、コンボ嫌いの日本人プレイヤーから敬遠されている最も大きな理由の一つだ。
2)日本人は、青が好き
日本人プレイヤーは、青が大好きだ。ジェイス、三人衆、FOW、ブレスト、MM、それらの青いカードを見てるだけで心が和む。もちろん、デッキに入れて使用すると心が躍る。
一部の反BLUE的プレイヤーも存在するが、極わずかである。事実、日本人プレイヤーの約9割は青が好きだという統計データも存在する。
さて、NO RUGのコンボ(Natural Order+緑クリーチャーをサクル)は、青くない(出てくる大始祖はかろうじて青いのが救いだろうか)。他有名コンボである、ANT、スニークショー♪、Hive Mindなど、実は、コンボパーツに青いカードが満載だ。ブレスト、ponder、ショーテル、Hive Mind・・・。わずかに存在するコンボプレイヤーも、当然ながら、青好きだ。そして、選ぶなら当然、青いコンボデッキだ。つまり、コンボプレイヤーからも、NO RUGは、使用されない。
3)総括
まとめてみよう
①NO RUGは、青くないコンボデッキ。
②日本人プレイヤーは、コンボが嫌い
③ 〃 、青が好き
つまり、NO RUGは、決して日本では流行らないのだ。現在、そして未来永劫において・・・。
さて、このNO RUGは、注目されはじめてかなりの月日がたつが、あまり日本で流行らない。有識者の意見(理由)は、"NO RUGにとって有利なデッキが少なく"、"NO RUGにとって不利なデッキが多い"というメタ的な観点の説明が一般的だ。だが、私は、漠然と違うのではないかと考えていた(もちろんメタ的な観点を全て否定するわけではない)。
そして、その理由を探った結果、非情に興味深い結論に達した。そして、その結論からは、我々日本人の文化や風習に深く根ざした様々な事象が見えてくることができた。
1)日本人は、コンボが嫌い
日本人プレイヤーは、(一部の狂信者的なコソボ教を除いて)総じてコンボが嫌いだ。大会で当たりたくないデッキNo1は、間違いなくコンボだ。大会中、「F***, Your Deck・・・」などと叫ぶレイヤーの対戦相手は、間違いなくコンボであり、ある種の憎悪と言ってもよいかもしれない。もちろん私も、コンボは嫌いであり、当たると胃が痛くなりDROPしたくなる。
※なお、マザーテレサ曰く「愛情の反対は無関心」と言うように、好きの反対は嫌いではない。嫌いというのは、愛情の一側面であることには留意してほしい。
さて、NO RUGは、コンボデッキである。クロックパーミ的な動きももちろんするが、Natural Orderから大始祖のコンボで勝つのが基本戦略だ。NO RUGは、コンボデッキであり、それが、コンボ嫌いの日本人プレイヤーから敬遠されている最も大きな理由の一つだ。
2)日本人は、青が好き
日本人プレイヤーは、青が大好きだ。ジェイス、三人衆、FOW、ブレスト、MM、それらの青いカードを見てるだけで心が和む。もちろん、デッキに入れて使用すると心が躍る。
一部の反BLUE的プレイヤーも存在するが、極わずかである。事実、日本人プレイヤーの約9割は青が好きだという統計データも存在する。
さて、NO RUGのコンボ(Natural Order+緑クリーチャーをサクル)は、青くない(出てくる大始祖はかろうじて青いのが救いだろうか)。他有名コンボである、ANT、スニークショー♪、Hive Mindなど、実は、コンボパーツに青いカードが満載だ。ブレスト、ponder、ショーテル、Hive Mind・・・。わずかに存在するコンボプレイヤーも、当然ながら、青好きだ。そして、選ぶなら当然、青いコンボデッキだ。つまり、コンボプレイヤーからも、NO RUGは、使用されない。
3)総括
まとめてみよう
①NO RUGは、青くないコンボデッキ。
②日本人プレイヤーは、コンボが嫌い
③ 〃 、青が好き
つまり、NO RUGは、決して日本では流行らないのだ。現在、そして未来永劫において・・・。
コメント
しかし謎ですねぇ
日本ではバント好きの多さに比べてRUGスキーはあまり見かけません
NOがNOなんでしょうかねぇ
NOが無駄に高いからと、RUGよりBANTカラーの方が人気が高いのが、少ない理由なのが本当のところかもしれないですね。