発掘といっても、デッキではなくて、カードの方。
Unearth / 発掘 (黒)
ソーサリー

あなたの墓地にある、点数で見たマナ・コストが3以下であるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
ここ最近、急に注目され始めたカードだ。なぜ、注目されるようになったのか?瞬唱の魔道士の出現が原因だ。

瞬唱の魔道士の強さは書かない。使用されて1週間だが、その強さは周知の事だ。そして、発掘は、その強カードである(墓地にある)瞬唱の魔道士を釣れるのだ。そのため、発掘は一気に強くなった。インスタントタイミングこそなくなるものの、瞬唱の魔道士のコストが(1)青の2マナから(黒)の1マナに減るのとほぼ同義である(フラッシュバックも打ちやすくなる)。また、アドバンテージを取れる瞬唱の魔道士を使い回せる意味合いもある(発掘自体がアドバンテージカードになる)。また、オプションとして、発掘→瞬唱の魔道士→FB指定を発掘→タルモにすると擬似的に2体出すことも可能だ。

さて、瞬唱の魔道士(青)と発掘(黒)が採用できて、(かつ発掘インスタントタイミングがなくなる都合、)強力なソーサリーが多いデッキは何だろうか?チームアメリカだ。事実、瞬唱の魔道士と発掘の両方を採用したチームアメリカが急増している。

ただ、チームアメリカに瞬唱の魔道士を採用していても、発掘を採用しないプレイヤーも依然として多い。なぜか?それは、墓忍びの存在だ。

墓忍びと瞬唱の魔道士は、お世辞にも相性が良いとは言えないが、墓忍びと瞬唱の魔道士の両方を採用しているプレイヤーは多い。それだけ両カードの強さが光っているからだ。だが、ここに更に発掘を入れる余地はないようだ。墓忍びと瞬唱の魔道士の相性が悪い中に、更にアンチシナジーが発生する発掘は、採用の余地がないのだろう。

今後、チームアメリカは、墓忍びを採用するタイプか、発掘を採用するタイプかに分かれるだろう。どちらのタイプが強いかは、意見が分かれると思うが、今後のチームアメリカの動向に注目したい。

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