認知のロック・・・人間は、往々にして認知のロックにはまる。どんな偉い政治家や学者でも認知のロックにはまる。もちろん、一般人もだ。
一つの行動や思考を決定すると、それにしがみつき、どんなに相反する事実が出現しても変更しないことを指す
最近、特に認知のロックにはまっている人々は、脱原発派と原発推進派の両派だろうか。脱原発派の大半は、原発や放射能自体が思ったよりも安全であるという事実が出現しても、自説に相反するため、決して自説を変更せずに叫び続ける「原子力をやめろ」と。もちろん、原発推進派も然り。原発の経済的なプラス面が想定よりも低い事実や、リスク発生時のコストの高さなどの事実が出現しても、自説に相反するため、決して自説を変更せずに叫び続ける「原子力を推進せよ」と。
世の中の物事は、YESかNOで割り切れるものは少なく、客観的に見なければいけない。認知のロックにはまってはいけないのだ。それができなくなるからだ。
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さて、我々マジックプレイヤーにとっても、認知のロックという罠は常に待ちかまえている。「***は、○○○だ」「△△△は、□□□に違いない」などと考えはじめた場合は、注意しなければいけない。だが、注意しても認知のロックにはまってしまう。
少し前まで、「青いデッキにFoWは4枚必須でなければならない」という考えが蔓延していたのも認知のロックだ。結局、Mステ登場から、今にいたって、その考えが必ずしも正しいとは限らないことが証明された。また、一部プレイヤーが「ショーテルは、簡単な作業だ」と言っているのも認知のロックだ。実際は、使用すればわかるが、そんなことはない。
「反証可能なリスクを負うものが科学である」(カール・ポパー)
他人の意見や考えが、自分の意見と相反するから、その他人は間違ったことを言っていると考えるのは簡単だ。自分の意見が絶対正しいと思うのも簡単だ。
たが、もしかして自分自身が認知のロックにはまっていないか見直して欲しい。自分の考えが絶対正しいと思うことほど非科学的な思考はないのだから。
我々マジックプレイヤーには、それができるはずだ。
なお、認知のロックというのは、思考のステップを大きく節約できるなどプラス面もあるわけで、一概に悪いというわけではないのですが・・・。
ちなみに、「認知のロックの意味、少し違くね?」というツッコミは、勘弁。所詮、専門外の分野なので。
d(-_-)bホホホホホ
まー、いうても、次の自説は、相反する事実が仮にでても、決して曲げないけど。
①銀エラは禁止にすべき
②親和は最強
コメント
前々回あまりにもまともな記事でしたので心配しましたが、今回の記事で安心しました。
さて、氏は以前から銀エラ禁止を掲げていますが、今回登場した瞬唱はどうでしょうか。
以前の石鍛冶との比較の記事では確実なアドバンテージをもたらす銀エラに軍配が上がっていましたが、瞬唱も墓地次第ではありますが確実なアドバンテージをもたらします。
是非とも認知のロックを外した意見をお聞きしたいと思います。
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プレイングが下手な理由は、
①練習していない。
②練習しても、練習方法自体が間違っている
からだと思います。
また、プレイングを磨く前に語っている理由は、プレイングを磨く余地がないので、先に語ってます。
>aさん
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本記事は、オチャラケ(イミフ)な内容を心がけているため、認知のロックを外した意見は書きません。というより、書けません。よって、申し訳ないですが、瞬唱の意見は、差し控えます。
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と書きましたが、銀エラと瞬唱の強さ比較記事は、書きたいと思ってたりします(謎)