昔、レガシーで最強のアタッカーは、墓忍び/Tombstalkerだったが、今は、秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(以下、カマキリ)と思う。

古今東西、スタン、レガシー等のあらゆる環境において、優秀なアタッカーの条件は、以下の3つだ

1)回避能力(飛行、渡り、トランプル、プロテクション・・・)がある
2)パワーが高い
3)場に出す制約(主にコスト)が低い


1)回避能力がある
議論の余地はないだろう。ナカティル、タルモや騎士は、単純なパワー/コスト比は、他のクリーチャーの追随を許さないが、所詮、クリーチャー戦では、単純なバニラクリーチャーだ。強力なブロッカーがいる、または、クリーチャーの大軍がいるためアタックできない経験をしたプレイヤーは多いはずだ。よって、タルモ、騎士は、最強(最良?)のクリーチャーではあるが、最強のアタッカーではない。

だが、墓忍び、カマキリは、違う。飛行という最もポピュラーな回避能力がある。


2)パワーが高い
親和のクリーチャーは、飛行機械、ペスト、スカージ、勇者など、回避能力を持ったクリーチャーが多いが、最強のアタッカーではない。なぜなら、パワーが圧倒的に低いからだ。(逆に、頭蓋囲いや鋼を出せば、親和は、全てのクリーチャーが最強のアタッカーになる。これが親和の最大の強み)。
マーフォークを長くトップメタの一角として君臨させている理由も、アトランティス、メロウなどに代表されるシナジーを駆使した回避能力の高さだ。たが、あくまでクリーチャー単体の性能では、該当するクリーチャーはいない。・・・と思ったら司令官がいたのを思い出したが、メンドイので除外

墓忍び、カマキリは、パワー5,パワー3。文句なく、基準をクリアーしている。


3)場に出す制約(主にコスト)が低い
実は、回避能力を持ち、パワーが高いクリーチャーは多々いる。大始祖、テラボア・・・。だが、それらは、コストが大きい。大始祖は4マナ(+緑クリーチャー)、テラボアは3マナだ。さっきうっかりディスってしまったマーフォーク司令官は4マナだ。

制約はあるものの墓忍びは、2マナ。カマキリは、1マナだ。


墓忍びと、カマキリのどちらが、最強のアタッカーなのかは、異論があるだろうが、私は、カマキリと考えている。なぜなら、カマキリの方がコストが低いからだ。レガシーにとって、コストが低いことは、正義だからだ。

そして、カナスレ(BANTでもチーアメでもそうだが)が、現在のトップメタ(少なくともアメリカでは)である理由は、最強のアタッカー、カマキリを簡単に採用可能できるデッキだからだ。

コメント

へぎー
2011年11月20日21:46

ダンダーンではないでしょうか?

yamada@愛知
2011年11月20日22:25

チメリカ構築しています。
参考になりました。
リンクさせていただきました。

nophoto
ささかま
2011年11月21日12:28

スタイフルノート最強説

KURATA_HAL
2011年11月21日18:44

>ヘギーおにいさん
>
ダンダーンは、回避能力がないどころか、攻撃時の制約が非常に大きいため、ちょっと厳しい感がします。

>yamada@愛知
>
リンクありがとうございます。本DNは、オチャラケサイトのため、参考にする場合、ご注意ください。

>ささかま
>
マリット・レイジの方が実は最強だったりします。


お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索