コンボを筆頭に、瞬唱や石鍛冶が大きく幅を利かせているレガシー環境。一部の強カードの圧倒的支配のために、レガシー環境は、様々なデッキ(特にファンデッキ)が大きく駆逐されている。由々しき自体だ。よって、この歪んだ状況を補正する必要がある。そして、今日は、それら環境を正しい方向に補正するカードを紹介する。
Cremate / 死体焼却 (黒)
インスタント

墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。
カードを1枚引く。
瞬唱の猛威は、度がすぎている。頭を悩ます非青プレイヤーも多いはずだ。だが、このカードは簡単に解決できる。瞬唱の誘発能力にスタックで打てばいいだけだ。しかも、墓場の浄化などと違い、きっちりドローもできるため、絶対に無駄にならないカードだ。

もちろん、対瞬唱用カードという矮小なカードではない。他の有効な使い方を紹介してみよう。

例1。タルモは、墓地にある1枚のエンチャントorアーティファクトorPWでサイズが上がることが多々ある。その墓地にある1枚をコンバットなど他の手段と重ねることにより、ドローしつつタルモを除去(実質1ドロー&-1/-1としての効果)することも可能だ。もちろん、対騎士においても同様だ。

例2。ケンスキ(などのキーカード)に外科的摘出は、常套手段だ。これは、非常に対処しづらかった。だが、その対処も簡単だ。外科的摘出にスタックで打てばいいだけだ。外科的摘出は、無力化され自分はワンドロー(アドバンテージ確保!)だ。

例3。他の墓地対策と異なり、非常に簡単に打てるうえにドローもできるため、メインにも簡単に搭載可能だ。

例4。ANT相手に、炎の中の過去のスタックで1枚しかない墓地のキーカードを壊すのも良し。スレッショルドを妨害するのもよし。

例5。もちろん、最低限の墓地対策にはなってくれる。

今のレガシー環境で最も有効な墓地対策カードは、死体焼却なのだ。
Infest / 蔓延 (1)(黒)(黒)
ソーサリー

すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。
二つ目のカードは、1マナ軽いラスゴこと蔓延だ。

現在、あらゆるシステムクリーチャーが幅を利かせている、瞬唱、石鍛冶、ラバマンサー、三人衆、銀エラ、ボブ、オバ賛美、カマキリ・・・。そして、それらを連打するデッキも多い。だが、、蔓延は、これら雑魚システムクリーチャーを一掃してくれる。

また、エルフ、金魚マーフォーク、ゴブリンなどの部族デッキに対しても効果的なのは言うまでもない。そして聖トラフトをお供と共に簡単に除去できるうえ、スレッショルドに達成していないニーブルも除去できる。

今のレガシー環境で最も有効な除去カードは、蔓延なのだ。

・・・

一つ欠点があるとすれば、これら二つのカードは黒いカードだ。だが、黒いカードが主役なら黒いデッキを使えばいいのだ。

これからのレガシーの主役は黒いデッキになるであろう。

コメント

凡骨
2011年12月12日13:58

つまり青白タッチ黒SFMが流行るわけですねわかります。

west(ダブリューイーエスティー)
2011年12月12日16:04

炎渦竜巻じゃいけないんですかねぇ・・・

KURATA_HAL
2011年12月13日19:08

>凡骨さん

個人的に黒単が今後の流行だと思ってます。

>west(ダブリューイーエスティー)さん

それでもOKかと思います。

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