前回(http://hal9000.diarynote.jp/201109052003269502/)の続き

我々プレイヤーは、何のために大会に出るのか?

それは、豪華な賞品(賞金)が目当てでは決してない。実際、大会開始時に、主催者から優勝者にはジェイスのFOILのような豪華な賞品が贈られると発表があっても、大会参加者の誰もヒャッホーイなどと言って、騒いだりしない。もちろん、内心でも思わない。あるのは、目前にいる対戦相手、そして次の対戦相手への闘志だけだ。

つまり、欲のために戦うのではない。我々プレイヤーにとって、欲という俗語とは、無縁なのだ。まさに無欲。

また、幸運にも賞品をゲットできる立場になっても、進んで受け取ろうと思うプレイヤーもいない。例えば、エタフェスの決勝トーナメントに残った8名が優勝賞品を分け合った話や、Finalsの優勝賞金を手にしたプレイヤーが震災基金に寄付した話などは、有名な話であり、他にも無数にある。

では、何が我々プレイヤーを大会へ突き動かすのか?
答えは、昨年のエタフェス優勝者が端的に言っている。

名誉を得るため

我々プレイヤーは、数万円するレアカード、例えば、黒枠デュアランや、パワー9など・・・ は真に望んでいるものではない。まして、賞金などは微塵も望んでいない。そんなものは、ただの飾りでしかないと知っているからだ。

そして、唯一欲しているのが、この名誉なのだ。それは、どんなに時間や金をかけても、勝者にしか与えられない至高の宝だからだ。

名誉。それを賭けて戦うことが、大会に出場する目的なのだ。

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