佐竹雅昭(*1)という元格闘家がいる。特に、K-1創成期に活躍したファイターとして有名だが、前世紀1999年に同じ日本人K-1ファイターの武蔵に敗れたのを最後にK-1から引退した。

(*1:wikiを参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E7%AB%B9%E9%9B%85%E6%98%AD

この武蔵戦、佐竹は、終始試合をリードしていた。途中、武蔵からダウンも奪った。大半の視聴者(私もその一人だ)にとって、判定で佐竹が勝つはずだった。だが、結果は、武蔵の勝ち。K-1最大の疑惑の判定だ。

この試合直後、佐竹は、K-1から去った。その理由は、K-1の運営(試合判定など)に不満を持ったためというのが一般的な解釈だ。だが、私は、その意見に異を唱えたい。

私は、佐竹の人となりを知っているから断言するが、佐竹は、判定結果の不服程度でK-1を去るような器の小さな男でない。では、なぜ、K-1から去ったのか?

それは、マジックだ。

当時、佐竹がマジックをしていたのは有名な話だ。そして、事情通によると、佐竹のマジックの腕前は相当な物だったらしく、佐竹自身、本気でマジックの世界一を目指していた節がある。事実、"ゲームぎゃざ"という雑誌にも記事を投稿していたぐらいだ。なお、"ゲームぎゃざ"が発売開始になったのは、1999年8月、佐竹がK-1を止めたのは、1999年10月、これは偶然の一致ではない。

つまり、佐竹にとっては、K-1ファイターとして格闘家の道をそのまま進むか、マジックプレイヤーに転職するかの人生の分かれ道だったのだと思う。そして、佐竹は、マジックをとったのだ。

佐竹こそ、真の格闘家であり、そして、真のマジックプレイヤーなのだ。



つーか、K-1ファンとして、K-1 RISING 2012は、期待大なのだが・・・。
チケット今日から購入できるようだけど、様子見だったりする(謎)

コメント

Kz
2012年8月30日21:54

フレンドパークの景品に驚いた記憶がありますw
会場の方々も価値が分かっていないようで「???」ってなっていたような・・。

紅武者
2012年8月30日22:12

同じくフレンドパークでブラックロータスを要求してた時は吹きました。
まわりの雰囲気は凍っていましたねぇ。
今何されているんでしょうか。。

ITO
ITO
2012年8月31日8:19

うーん。さすがにそれはないと思いますけど。
石井との関係悪化と体がもう限界だったってのが理由だと思います。
「まっすぐに蹴る」にも書かれていたような。

あと、佐竹さんはカジュアルで黒蓮を4積みする素敵プレイヤーだったので、
競技プレイヤーになりたいとかそーいうのも無かったのではないかなーと。
(割とコレクター寄りの人で、たしかアルファかベータのx4コンプとか目指してたような。コレは直接聞いてないので、眉唾ですが。)

KURATA_HAL
2012年8月31日21:36

フレンドパークの逸話は、当時全く知りませんでした。この話自体、結構、後で知りました。今は、佐竹氏は、佐竹道場など様々な活動をしていますね。

ITOさんのご指摘の方が、真実に近いですね。今回の内容は、120%オチャラケです(笑)

古鳩
古鳩
2012年9月1日1:34

当時フレンドパークを見てたんですが、獲得できなかったんですよねー。
後日談で、結局安くTV局から買い取ったとかw

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