メタを分析し、デッキの戦略性を考え、それに従ってカードを選択してデッキを構築する。論理(ロジック)重視で、デッキ構築する。それが、昨今の主流だ。

だが、デッキ構築は、論理より、むしろ直感で作ったほうがよいと考えている。

レガシーにおいて、大半のカードは、非常に強い。どれを選択しても、そのカードには、何らかの強さがある。つまり、何を選択してもデッキは強くなるのだ。何を選択しても強くなるなら、そこに論理が介入する余地はないはずだ。

そもそも、論理の前提条件となる、メタにしろ、デッキの戦略性にしろ、それが正しいことを証明することなどできない。特に、メタなどは、ギャンブルに近い。

また、乱暴な意見になるが、この論理というのは、結局のところ後付のような気がする。自分の直感、つまり非論理的に選択したカードを、後から、理由をつけて論理的に考えているだけではないだろうか

それなら、難しいことを考えず、我々マジックプレイヤーが大会での死闘でつちかった直感、感性に従ったほうが、よいはずだ。難しく考える必要はない。最初に感じた感覚、それにしたがって構築してこそ、真のデッキが完成するはずだ。

今、マジックで進むべき道は、脱論理、脱ロジックでは、ないのだろうか。

コメント

Andy
2012年10月9日21:29

やっちゃいけないのは分かってるけど、マジレスします。

「デッキ構築は、論理より、むしろ直感で作ったほうがよい」

というのは当たってると思う。条件付きで・・・。


マジックのデッキ構築は、メタゲームに始まり、デッキタイプの選定やカードの選択等考えることが多い。
しかし、誤ったカードの知識を持っていたり、自分が考える前提条件(メタゲーム)が実は間違っていたりすることもある。誤った考えの範囲内での論理に従ってデッキを構築してしまうと、自分では良いデッキを完成させたつもりでも、実際に大会に出ると満足のいかない結果となってしまう。

「メタゲーム」や、「カードが最も威力を発揮する構築」や、「プレイ技術」を完全に理解していれば論理だけで良いデッキを作ることができるかもしれない。しかし、そのような人間はなかなかいない。一番最初のメタゲームの段階で気がつくはず。次の自分が出る大会のデッキ分布を正確に予測できる者などいない。

だから、論理だけではKURATA氏の言う「真のデッキ」は作れない。

だが論理が無駄なわけではない。メタゲームに始まる、デッキ構築に必要な知識をより高めていくことにより、より強力なデッキを構築することができる。その知識が高ければ高いほど、論理的にデッキを組めば強くなるし、知識が低ければ低いほど、論理的にデッキを組めば弱くなる。

で、KURATA氏は最近、論理で組むより感覚で組むほうがいいと感じるようになってきたとのこと。

ということは?まさか!!

KURATA_HAL
2012年10月9日22:31

今の私は、論理:感覚=0:10 です。そして、これがベストなのですYo。

nophoto
 
2012年10月9日22:40

自分の生き様すべてが「感情論」だけって気づけてよかったね。

ロボ猫ふらみー
2012年10月10日10:48

素晴らしいです!!!
デッキは理論で動くんじゃないんです。
愛とか感情の力で、デッキはプレイヤーの魂と1つになって光り輝くんです☆

KURATA_HAL
2012年10月10日19:57

>さん

何も考えず行動する。前から気づいてたりしてます(汗)

>ロボ猫ふらみー

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