社会的認知向上のための提案～STEP6～なぜ、認知向上しないのか？

前回（http://hal9000.diarynote.jp/201201122114114787/）の続き

マジックは、依然として社会での認知度は低い。「マジックやってる」と一般人に言っても、「マジック？何それおいしいの？」「手品？」といわれるのがオチだ。

では、なぜ認知度が低いのか。それは、単純に競技人口が少ないからだ。マジックをしている人、した経験がある人が少ないのだ。

では、人口が少ない理由は、何か？
私は、大きく２つあると思っている

1)生まれて20年弱しかたっていない。
マジックを始める年齢は、大抵10台後半だ。つまり、マジックが世にでて20年程度では、もっとも年齢が高いプレイヤーでも、40歳。実際、20～30代がマジックプレイヤーの大半だ。それ以上の高年齢層の人口はほぼゼロだ。


２）ルールが複雑
これは、単純にマジックのルールが複雑というだけでなく、新カードの登場で、ルールが常に変化しているという点だ。
人は、同じおもしろさのゲームが2つあった場合、単純なルールのゲームで遊ぶ。だが、マジックのルールは、複雑すぎる。これは大きな参入障壁だ。

このルールが複雑かつ変化するというのが、他の競合するゲーム、将棋、囲碁、チェス、他ネットゲームと違って、トレーディングカードゲームの特徴であり、人口が増えない宿命だと思っている。


よって、認知度をあげるため、競技人口を増やす策は2つだ。

一つは、後20年我慢することだ。そうすれば、マジックプレイヤーの年齢層も広がり、自然と増えるだろう。

（これは、他のネットゲームなどの新しいカルチャー全てに言えることだ。過去DNでも書いたが、日本の夜明けには、あと２０年かかるのと同じという意味でもある：http://hal9000.diarynote.jp/201107031917322312/　）

もう一つ、マジックのルールが複雑なことだが、これの根本対策は不可能だ。だが、緩和することはできる。それは・・・

長くなってきたので、続きは明日以降に。