マジックのゲームはキレイに終わるべきだと思う。

物事、国や会社の事業だったり、小説/マンガだったり、終わりをむかえることがある。その理由は様々だ。赤字、ストーリーの完結・・・。そして、それらに共通して言えることは、始めるより終わるときの方が難しいということだ。

なぜ、終わるときの方が難しいのか。それは、誰かが損をすることが往々にしてあるからだ。たとえば、国の大赤字の事業で言えば、大多数の国民にとって、プラスだが、それで飯を食っている人にとってはマイナスだ。たとえば、人気マンガがストーリー的に終わろうとして、それを作家も読者も望んでいるのに、出版社の意向で終われないということは多々ある。

全ての人が納得のいく形で終わることは非常に難しいのだ。

もちろん、マジックもしかりだ。ゲームが終了する時点で、片方のプレイヤーには幸福/勝利、片方のプレイヤーには不幸/死(敗北)が与えられる。納得のいく形でゲームを終わらせることは難しいように見える。(引き分けについては、話がそれるので割愛)

世の中でも、キレイに終わるのが難しくて、終わるに終われないで苦しんでいる人、組織、事業・・・、最悪の形で終わることをよく目にする。

だが、その逆もある。
例えば、マジックプレイヤー御用達の漫画、"無限の住人"だ。15年近く連載が続き、先頃連載終了した漫画だ。終わるのが難しかったと思う。だが終わり方はとてもキレイだった。
マンガの価値は、途中より、その終わり方にあると私は思っている。マジックも同じだ。

マジックの価値。それは、ゲームがキレイに終わったか否かにある。
そして、我々にはできる。我々マジックプレイヤーには、キレイに終わることができるのだ。



で、どうやったらキレイに終われるかだが、リザルト用紙のdrop欄にチェックをつけるだけでいい。それで、the winnerとthe dropperのできあがり。敗北者(the loser)はいない。とてもキレイな終わり方では、ないだろうか。
(`・ω・´)キリッ

コメント

youbun
2013年6月9日15:40

潔く負けたほうがキレイなのではなかろうか

Andy
2013年6月9日22:56

なんかいつも思うけど、勝負に対する姿勢がなってないな・・・。

アッツー
2013年6月10日8:55

ANTをかれこれ2~3年使い続けてますが、舌打ち台パンクソゲー死ねコールには慣れました。結局はどちらかがスルーすることによって表面上は何事もなかったのかの様に終わらせられます。

KURATA_HAL
2013年6月10日19:04

>youbunさん

潔く負ける。その精神こそキレイな戦い方だと思います。

>Andyさん

勝負はしていません。真剣勝負をしています。

>アッツーさん

ANTは、色々な意味で難しいと思います。ですが、キレイに終わらせるその気持ちが大切だと思っています。

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