真の名の宿敵は、弱い。(続):刻まれた勇者が使用されない理由
2013年10月31日コメント (4)前回(http://hal9000.diarynote.jp/201310201402338107/)の続き。
刻まれた勇者というクリーチャーがいる。性能は、真の名の宿敵と比較すると、P/Tなどは異なるが、ほぼ一緒だ。 はい、嘘です、十手で死にます、Fワード。あとプロテク有色です。これ重要。
当初、刻まれた勇者は、プチ大始祖といわれ非常に注目を受けた。だが、今では、わずかに親和でのみしか使用されておらず、その親和においても必須カードではない。
その理由を記載する。それが、真の名の宿敵の宿命的な欠陥を示すからだ。
1)入れるデッキがない。
刻まれた勇者は、入れるデッキが親和しかない。アーティファクトがないと恩恵を受けないから当たり前だ。だが、他のアーティファクト満載デッキであるMUDには、入らない。UBテゼレットコンにも入らない。
それは、3マナ2/2という特性上、高速のビートダウンにしかいらないからだ。MUDには軽すぎるし、UBテゼレットコンは、殴って勝つデッキではなくコントロールデッキだからだ。
さて、真の名の宿敵の特性を活かすデッキはレガシーに存在するのだろうか?
真の名の宿敵の特性を活かすデッキを新たに作ればいいだけです。もちろん存在しない。
2)エーテリウムの達人を優先する理由
刻まれた勇者の競合に、エーテリウムの達人がいる。親和を構築する際、どちらを何枚入れるか一番悩むところであり、一番面白いところだ。ただ、結局、エーテリウムの達人に落ち着く。
それは、シナジーがあるからだ。マジックは、単体で強いカードよりシナジーで強いカードのほうが強い。
次に、単純にP/Tが高いからだ。殴り合いになった際、P/Tの高さが優劣をもたらす。
さて、真の名の宿敵は、どうだろうか?
シナジーなし。殴りあうべき、タルモやトラフトより打点が低い。
3)死ぬ
刻まれた勇者は、十手で簡単に死ぬ。それも意外とリリアナに殺されることが多い。お供が何体いても、全部さばかれてから、最後にリリアナ出されて死亡だ。
コンボ以外の盤面で勝負するトップデッキの大半は、親和のようなクリーチャーの群れを全部対処できる能力(除去、カウンター、手札破壊など含む)を備えている。UB奇跡はもちろん、ジャンド、デスブレード(もちろん十手なしでも)、BUGカスケイド、カナスレ・・・。
親和プレイヤーとして本当にしみじみ思うのが、レガシーデッキのクリーチャーへの対処能力が生半可じゃないということだ。(ここだけ真剣に書きたい。後はどうでもいいかもホホホ)
刻まれた勇者ですら生き残れない。多少強い、真の名の宿敵が生き残ると思うのは、甘い。
もし、真の名の宿敵がよく死ぬなら、使用するか?
どうせ死ぬならアドバンテージやシナジーがあるクリーチャーを選択するほうが吉だ。
4)コンボに弱い
コンボに弱い3マナクリーチャーに居場所はない。対コンボ戦でまっさきに抜くのは、刻まれた勇者。コンボ戦で抜くカードは自然と枚数が減るのがレガシー。
どうだろうか。
私は、刻まれた勇者は、真の名の宿敵と同じ運命をたどると確信している。断言するが、大暴落必死でる真の名の宿敵を焦って買う必要は皆無だ。
刻まれた勇者というクリーチャーがいる。性能は、真の名の宿敵と比較すると、P/Tなどは異なるが、ほぼ一緒だ。
当初、刻まれた勇者は、プチ大始祖といわれ非常に注目を受けた。だが、今では、わずかに親和でのみしか使用されておらず、その親和においても必須カードではない。
その理由を記載する。それが、真の名の宿敵の宿命的な欠陥を示すからだ。
1)入れるデッキがない。
刻まれた勇者は、入れるデッキが親和しかない。アーティファクトがないと恩恵を受けないから当たり前だ。だが、他のアーティファクト満載デッキであるMUDには、入らない。UBテゼレットコンにも入らない。
それは、3マナ2/2という特性上、高速のビートダウンにしかいらないからだ。MUDには軽すぎるし、UBテゼレットコンは、殴って勝つデッキではなくコントロールデッキだからだ。
さて、真の名の宿敵の特性を活かすデッキはレガシーに存在するのだろうか?
2)エーテリウムの達人を優先する理由
刻まれた勇者の競合に、エーテリウムの達人がいる。親和を構築する際、どちらを何枚入れるか一番悩むところであり、一番面白いところだ。ただ、結局、エーテリウムの達人に落ち着く。
それは、シナジーがあるからだ。マジックは、単体で強いカードよりシナジーで強いカードのほうが強い。
次に、単純にP/Tが高いからだ。殴り合いになった際、P/Tの高さが優劣をもたらす。
さて、真の名の宿敵は、どうだろうか?
シナジーなし。殴りあうべき、タルモやトラフトより打点が低い。
3)死ぬ
刻まれた勇者は、
コンボ以外の盤面で勝負するトップデッキの大半は、親和のようなクリーチャーの群れを全部対処できる能力(除去、カウンター、手札破壊など含む)を備えている。UB奇跡はもちろん、ジャンド、デスブレード(もちろん十手なしでも)、BUGカスケイド、カナスレ・・・。
親和プレイヤーとして本当にしみじみ思うのが、レガシーデッキのクリーチャーへの対処能力が生半可じゃないということだ。
刻まれた勇者ですら生き残れない。多少強い、真の名の宿敵が生き残ると思うのは、甘い。
もし、真の名の宿敵がよく死ぬなら、使用するか?
どうせ死ぬならアドバンテージやシナジーがあるクリーチャーを選択するほうが吉だ。
4)コンボに弱い
コンボに弱い3マナクリーチャーに居場所はない。対コンボ戦でまっさきに抜くのは、刻まれた勇者。コンボ戦で抜くカードは自然と枚数が減るのがレガシー。
どうだろうか。
私は、刻まれた勇者は、真の名の宿敵と同じ運命をたどると確信している。断言するが、大暴落必死でる真の名の宿敵を焦って買う必要は皆無だ。
コメント
まあ、メジャーどころに的を絞って話をするなら親和くらいだけどね。
自分で書いた記事も記憶にない?サイドまで見てないの?
>
ご指摘のとおりだと思います。ただ、勇者が入ったデッキは、親和以外には思いつきませんでした。
>通りすがりさん
>
自分で書いた記事は、すぐ忘れます(笑)
サイドもちゃんと見てます。