TC Decksなどの親和のレシピを見ると、ほぼどのレシピにも"電結の荒廃者"が入っている。その理由を書く。

一番大きな理由は、石鍛冶(装備品)対策だ。

親和デッキは非常にもろく、十手、殴打頭蓋の一発で沈む。十手にカウンターがのるだけで、クリーチャーは全て除去られる。殴打頭蓋のライフゲインによって、対戦相手を致死圏外に逃がしてしまう。たった一枚の十手、殴打頭蓋で親和は負けるのだ。

だが、"電結の荒廃者"がいれば、それを回避できる。十手か殴打頭蓋を装備されているクリーチャー(orトークン)と戦闘する親和クリーチャーを生贄にするだけで回避できるのだ。そして、親和は、クリーチャーが多く生贄にしても苦にならずに回避を容易に実現できる。

エルフの"ワイアウッドの共生虫"、ゾンビデッキの"屍肉喰らい"も同じ理論(役割)と思っていい。

もちろん、宿敵からの十手の攻撃は、どうしようもない。だが、それ以外の戦闘では全く無視できるのは強い。レガシーの戦闘は、宿敵だけがクローズアップされているが、それ以外の戦闘のほうが圧倒的に多い。


なお、"電結の荒廃者"には、無駄な2枚目のモックスの活用、対戦相手の除去をうまくさばく、即死を狙える、手薄な2マナ圏を埋める・・・・など、色々な役割がある。だが、一番は、環境を支配する十手、殴打頭蓋1枚に負けることを防ぐためだ。

"電結の荒廃者"は、親和に必須なのだ。



なお、最近私が使用している親和っぽいデッキに、"電結の荒廃者"がないのは、あのデッキは、親和じゃなくて、8宿敵(笑)だからだ。
(-_-)b

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