親和を構築する際、思考囲いか物読みのどちらを搭載すべきかという議論が各所で盛り上がっている。以前より議論自体はあった。だが、最近のSCGで上位に入賞した親和が物読みのスペースに思考囲いを搭載していたことから一気に盛り上がった感じだ。

これについての私の考えは、思考囲いを優先すべきというものだ。その理由を本日は書く。

1)コンボの勝率アップ
(特に先手1ターン目の)思考囲いで、コンボのキーカードを1枚落としてコンボ成立を1ターン遅らせるだけで大幅に勝率がアップする。物読みは、(たとえ先手1ターン目に)打っても対コンボの勝率は全く上がらない。
そして、親和の最も苦手なデッキはコンボだ。対コンボの勝率があがるなら入れない手はない。

2)アドバンテージの意味がない。
物読みでアドバンテージとってもあまり意味がない。それは、親和にはカードパワーが低いカードが多いためだ(逆に高すぎるカードもあるが・・・)。2枚カードを引いてもメムナイト×2だった場合など、(序盤を除けば)カードアドバンテージを取ったことにならないことが多かったりする。
そして、親和はカードアドバンテージで勝つデッキではない。

3)1ターン目に打てない。
親和は、1ターン目の動きが非常に重要だ。早期に手札を使い切りたいことが多い。ただ、物読みは以外と1ターン目に打てないことが多い。だが、思考囲いは確実に1ターン目に打てる。



つまり、物読みを思考囲いにするだけで、対コンボの勝率があがり、他のデッキの勝率はほとんど変わらない。それなら思考囲いのほうが良い。

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