前回(http://hal9000.diarynote.jp/201408072124501855/)の続き

本日の日記は、かなりデリケートというかセンシティブというか・・・な内容になっています。読む際はご注意ください。
なお、私は、偽造ならびに偽造カードと知っての売却や使用は、断固反対の立場です。



偽造カードが出回ると何が起こるのか。一言で言うと、「供給が増えて価格が下がる」だろうか。

実態としては、真偽を見極める必要性が出てくるため取引コストの増加(100ドル札で買い物すると透かしの確認をされたり、拒否られたりのと一緒です・・・)、信頼の低下、価格低下による資産の低下などなど・・・。悪影響は計り知れない。

ただ、「供給が増えて価格が下がる」という現象は、そうなって欲しいなと思ったことがあるプレイヤーも多いのではないだろうか。私もその内の一人だ。

理由は、レガシーの参入障壁が高いという問題に起因する。

レガシーは、キーカード、特にデュアランなどの再録禁止カードの値段が非常に高い。それどころか、高くなる一方だ。値段が高くなると新規参入者が減る。既存プレイヤーが自然減することを考えるとレガシーという環境が最終的に衰退するという恐れだ。

実際、ヴィンテージは、上記と同じ状況に陥っている。非常におもしろい環境であるにもかかわらず、パワー9の高額さゆえに新規参入がいないから(非常に少数)だ。ただ、レガシーは、まだましだったため、レガシー人口は、維持されているのが現状だ。

そして、当DNでも再三に渡って、再録して欲しいと発言していたのは、「供給が増えて価格が下がる」ということを望んでいたからだ。「供給が増えて価格が下がる」ことが起きれば、新規参入は増え、スタンダードやモダンとは違ったレガシーという環境のおもしろさが重なれば、更にレガシー環境が発展すると期待しているからだ。

話を戻す。偽造カードが溢れたことによる現象、「供給が増えて価格が下がる」というのは、結局、WotCに再録という形で実現して欲しかったことだ。今でもそう思っている。

ただ、実際にそれをしようとしているのは、どこかの心無い偽造業者なのは、本当に残念だ。

もちろん、偽造カードが溢れ、仮に「供給が増えて価格が下がる」ことになっても、その副作用は非常に大きい。望んでいたレガシーの発展にはならないだろう。ただ、そうは言っても非常に複雑な心境というのが本音だ。

偽造カードによる擬似再録ではなく、WotCによる真の再録。それこそが、偽造カードの問題解決の第一歩だと私は思う。


長くなってきたので、続きは明日以降に・・・。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索