「失敗しない人」とは「何の挑戦もしていない人」である
マイケル アブラショフ著「アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方」より
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201409072143229980/)の続き?

今ひそかに話題(?)のビジネス本。アメリカ海軍一のダメ軍艦「ベンフォルド」に配属された艦長(著者)が、「ベンフォルド」を海軍No.1の艦と言われるまでに変革した経験を実話を元に書いた本。

管理職向けの本となっているが、一般社員でも問題なく読める、読むべきビジネス書だ。

今、日本の多くの会社の現場では、残業が多い、職場の雰囲気が暗い、仕事がおもしろくない、同僚との摩擦が多い・・・など、疲弊している。サラリーマンプレイヤーであるなら、よほどよい会社で無い限り、思うところがあるはずだ。

そして、それをどのように改善すべきか。そのヒントが、この本には数多くつまっている。

私も、さっそく本に書かれたいくつかを実践してみると改善の兆しが見えている。間違いなく効果が出る。後はやるかやらないかだ。

・・・

もちろん、この本はマジックでも大いに活かすことができる。
冒頭の言葉、
「失敗しない人」とは「何の挑戦もしていない人」
がまさにそれ。

大会で大負けしないため、リスクをとらないために、新デッキ、新カード、新しい運用(プレイング)に挑戦しないことはないだろうか。誰かが結果を残すまで様子見などしていないだろうか。

マジックプレイヤーは、全ての業種のなかで最も挑戦することに貪欲な業種だと思っている。それを誇りに思っている。

過去、私は数々のプレイングミス、デッキ構築ミス、メタの読み間違いをしてきた。だが、それらは、新しいプレイング、デッキ構築の挑戦だと思っている。誇りだ。なので、これからも決して臆したりしない。

自分は失敗を恐れない。失敗しそうな他プレイヤーをとめない。それこそが、マジックの根底にある、挑戦、チャレンジを支えているものだと思う。


話がそれた。
他にも多々、マジックの教訓がつまっている。著者のマイケル アブラショフは、マジックプレイヤーだった可能性(*)は高い。
どちらにせよ、マジックプレイヤーも是非、一度は読んで欲しい本だ。



*著者=マジックプレイヤーなら理解できる箇所が随所にある。詳細は書かないが、海軍をやめたのもマジックと関係があるように思える。

参考:「世界で一番有名になったマジックプレイヤー」
http://hal9000.diarynote.jp/201403102328124426/

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