voiceかexitか
2015年11月10日組織の中で働いていて、何か問題が生じた時、二つの取り得る手段がある。具体的に言うと勤めてる会社に不満があったら、改善要望を上司に言う(voice)か、辞めて転職する(exit)かの選択があるということ。
一つは、組織内で声を上げて、その問題の改善を求めて働きかけること。これを、声を上げる=voice。
それをあきらめ、新しい組織に移り、そこで問題解決を図る。これを、退出する=exit。
(ハーシュマンの「離脱・発言・忠誠」より)
日本の場合、転職、exitのリスクが高いため、voiceの選択肢を取ることがほとんどだ。ただ、アメリカや中国のように雇用の流動性が非常に高い場合、exitの選択肢を取ることのほうが多い。
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実は、これはマジックでも同じことが言える。
今、使用しているデッキが勝てず不満である。メタにもあっていないようだ。そんな時、どうするか。
今のデッキを改良する(voice)。今のデッキをあきらめて、別のデッキを使う(exit)。の大きく2つの選択肢になる。
ちなみに、レガシープレイヤーは、voice派の人が多い感がする。私も、その一人だ。デスブレードを使い続けているからだ。(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201510202040009310/)
どちらがよいというわけではない。
ただ、自分がデッキを改良するのか、別のデッキを使うのか、それがわかることによって、社会での自分の立ち居地もわかるだろう。
例えばサラリーマンプレイヤーで、会社に不満があるとしよう。マジックでvocie派なら、今の会社で声をあげるべきだ。exit派なら、転職すべきとだ。
マジックのデッキ選択の指針で、人生もわかるのだ。
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