RUGデルバー、カナディアンスレッショルド。一般名は、略してカナスレ。

レガシーでも古いデッキで、そのレシピの完成度の高さと美しさ、そして強さを兼ね備えた人気の高いデッキだ。

さて、このカナスレだが、今の土地構成は、ほぼ99%

Tropical Island 3枚
Volcanic Island 3枚
フェッチランド 8枚
不毛の大地 4枚

の構成だ。ただ、当初、産まれてから長い期間、土地構成は、

Tropical Island 4枚
Volcanic Island 4枚
フェッチランド 6枚
不毛の大地 4枚

という構成が一般的であった。今よりフェッチランドが少なく、デュアルランドが多かったのだ。

それがいつしか、渦巻く知識(思案)とフェッチランドのコンボや、マングースのためにより早くスレッショルドに到達するためや、フェッチランドが多いほうが色事故が起きづらいなどの理由で、フェッチランドが増えた。

さて、ここで疑問がある。今の土地構成が最適なのかということだ。
私の分析結果では、更にベターな土地構成があるというのが結論だ。それは、次の形だ。

Tropical Island 2枚
Volcanic Island 2枚
フェッチランド 10枚
不毛の大地 4枚

そうなのだ。フェッチランドを更に増量して、デュアルランドを更に減量すべきなのだ。

理由は簡単だ。フェッチランドが多いほうが、より上述したメリットが大きくなるからだ。

デメリットはないだろうか?
不毛の大地の攻撃というリスクはあるが、そもそもカナスレに不毛の大地は効かない。もみ消しがあり、かつ、渦巻く知識とDazeのコンボで簡単にかわすことが可能だ。そもそも、最も軽いデッキであるカナスレに不毛の大地で土地の壊しあいをすること自体、自殺行為なのだから、カナスレの対戦相手が不毛の大地をしてくるリスクはない。

デュアラン軽減によるデメリットはないのだ。

そもそも、近年のレガシーのデッキはフェッチランドが増える傾向にある。昔は8枚固定だったものが、9枚。多いデッキだとフェッチランドが10枚というデッキも普通にある。つまり、その流れから見ても、カナスレのフェッチランドは更に増量すべき余地があるのだ。

時代がフェッチランド増量を求めていると言ってもよい。



最近、カナスレは、新しいデッキの対等で、存在感が薄れている感がする。だが、この新しい土地構成で戦うことにより、新たなステージを切り開くことができるであろう。

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