前回(http://hal9000.diarynote.jp/201601062031472111/)の続き。

マジックで勝利するには、いくつかの方法がある。対戦相手のライフ、ライブラリーアウト、毒・・・。だが、どれも困難な道だ。

だが、どうせ勝つなら簡単に勝ちたい。わざわざ、困難な勝利条件を追い求めるのは、疲れるだけだ。

では、どうすれば簡単に勝てるのか?
それは、上記の勝利手段に達する前に、対戦相手を投了させればよい。対戦相手のマジックの継戦意欲を徹底的に削ぐ。つまり、やる気デストラクションだ。そうすれば、ルール上の勝利条件を満たす前に勝てる。これほど簡単な勝利方法はない。

さて、やる気デストラクションには、いくつかの方法がある。mtg wiki(http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%84%E3%82%8B%E6%B0%97%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)では、

1.相手の存在を無視してゲームを進めるデッキ(ソリティア系コンボデッキ)
2.相手が取る行動のことごとくを否定するデッキ(マス・デストラクションデッキ、パーミッションデッキ)
3.相手がゲームに勝利することを困難にするデッキ(ロックデッキ、ライフ回復を多用するデッキ)
4.ゲームが非常に長引くデッキ(サーチを多用するタワーデッキ、Shahrazadを用いるデッキ)

が挙げられている。レガシーでは、ANTによるソリティア(※)や奇跡による相殺ロックが代表だろうか。

この中で、一番、対戦相手のゲームの継戦意欲を破壊するのは、「2.相手が取る行動のことごとくを否定するデッキ」だと考えられる。なぜなら、人間という生き物は、自分の行動が全て否定されると負の連鎖に陥りやすいからだ。自分の行動が無意味と悟ると自暴自棄になり、そして、投了する。これこそ、やる気デストラクションの真骨頂だ。

現在、相殺によるハーフロックを搭載した奇跡デッキが、その役割を担っているよう。だが、最近の奇跡は、僧院の導師の導入など、打撃力の強化(対戦相手のライフを0にする)、つまり困難な道に向かっている傾向がある。まさに逆行。

つまり、奇跡デッキよりコントロール色が強いデッキ、LandStillこそが相応しいと思っている。

結論が長引いてきたが、LandStillこそが、やる気デストラクションの能力が最も高いデッキであり、最も簡単に勝てるデッキなのだ。これが、私がLandStillを使用する理由の全てだ。


※:過去DN参照
「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか?」http://hal9000.diarynote.jp/201010272333365774/ 、
「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか?(2)」http://hal9000.diarynote.jp/201010292259515798/

コメント

nophoto
ウィルス使いのじじい
2016年1月18日8:51

ふぉっふぉっふぉ、こりゃなかなか参考になるのお。
わしのウィルスデッキは、すこしでもやる気を削ぐために、解除する術がない感染カウンターを使うんじゃよ。(たまに勘違いする人がおるが、毒じゃないぞ!)

へぎー
2016年1月19日0:14

パーミッションのキレモードこそ美。

KURATA_HAL
2016年1月19日22:05

やる気デストラクションに共感できる方が大勢いてうれしいです!!!

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