ボクシングの世界では、審判(レフェリー)が、両者の力の差が大きすぎるときや、負傷のため試合が続行不可能と判断した場合、強制的に試合を止めて、勝敗を決めることがある。ぞくに言うレフェリー・ストップだ。

私は、マジックにも、このレフェリー・ストップを導入すべきと考えている。内容は、ボクシングと同様、ジャッジが、勝敗が事実上決しているものの継続しているゲームを止めて、勝敗を宣告するという形だ。

メリットは、大きく2つだ。

まず、大会の運営面だ。勝敗が事実上決しているが、ゲームだけが続いている場合、それを強制的に止めることは時間短縮、つまり、円滑に進むことを手助けする。

次に、プレイヤーへの負担軽減だ。投了するのは、投了するプレイヤーに大きなプレッシャーを与える。そのプレッシャーのために、投了したくてもできないことはよくあることだ。そして、心身疲労のあげく負けてしまい、次のゲームへ悪影響を与えてしまう。そんな時、ジャッジがレフェリー・ストップすれば、そのプレイヤーの心理的、肉体的負担を大きく軽減し、次のゲームで再起を図ることも可能となる。

反対意見もあるだろう。馬鹿馬鹿しいと思うプレイヤーもいろうだろう。
YES。あなたは正しい。

だが、マジックよりもはるかに規模も歴史も長いボクシングなどの格闘技全般で取り入れられているルールだ。それだけでも、一考の価値は十分ある。

案ずるより産むが易し。導入して、慣れさえすれば素晴らしいルールだと気づくはずだ。

細かな問題は多々出てくるだろうが、WotCは、レフェリー・ストップの導入を検討すべきなのだ。

コメント

てぃお
2016年1月29日19:48

非公開情報とカウンターがそれを邪魔するんです(;_;)

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