前回(http://hal9000.diarynote.jp/201809151954033726/)の続き

モダン環境におけるブリッジヴァインについては、様々なプロが記事を記載している。だが、モダンには、《封じ込める僧侶》が存在しないため、同カードに言及した記事が無い。よって、本日は、それについて書く。

《封じ込める僧侶/Containment Priest 》。
スニークショー♪、リアニメイトをはじめとしたマナ踏み倒し系における最強クラスの対策カードである。だが、意外なほどWalking Dead(ブリッジヴァイン)には、効かない。順に見ていこう。

■《墓所這い/Gravecrawler》
墓地から唱えるため、《封じ込める僧侶 》がいても問題なく出すことが可能だ。つまり、《封じ込める僧侶》の影響を全く受けない。

■《恐血鬼/Bloodghast》
上陸で墓地から出す際、瞬速で《封じ込める僧侶 》を出されると追放されように見えるが実際は違う。上陸によって、戦場に戻すことはMayなので、スタック解決時に出さないことを選択すれば、追放されることはない。
また、そもそも2マナなので普通に手札から唱えることも可能だ。
パワーダウンは否めないが、ライフが10点以下における速攻能力が失われるわけではなく十分な戦力を維持できる。

■《復讐蔦/Vengevine》
これも、《恐血鬼》と同様、墓地から戦場に戻すことはMayだ。出さないことを選択するばよいので、追放されることはない。
ほぼ無力化されるが、プレイの進行で《封じ込める僧侶 》がいなくなるまで我慢すれば1チャンだ。

■《納墓/Entomb》
《恐血鬼》と《復讐蔦》の選択肢はなくなるが、《黄泉からの橋》、《墓所這い》の選択肢は残る。十分使える。

■《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
クリーチャースペルではないので影響はない。フラッシュバックも可能だ。

■《黄泉からの橋/Bridge from Below》
出てくるのはトークンなので、《封じ込める僧侶 》の影響を全く受けない。


Walking Deadの2大コンボ
 ①《復讐蔦》の速攻
 ②《墓所這い》、《ゴブリンの砲撃》(or《屍肉喰らい》)、《黄泉からの橋》
のうち、①は無力化されるが、②は全く影響を受けない。つまり、それを見越したサイドボーディング(《復讐蔦》を減量)をすれば、《封じ込める僧侶 》は、何とでもなるということだ。

リアニメイトやドレッジなどのデッキと違い、《封じ込める僧侶 》に耐性を持っている墓地利用デッキがWalking Deadであり、これが最大の強みなのだ。

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