たまに以下のようなやりとりを耳にする。

A「×××のデッキに○○○を入れるべきだと思うんだ。」
B「なぜ、そう思うの?おかしくないか?理由は?」
A「Deck Check で、みんな使ってるんだぜ。だから正しいんだよ。」

マジックについての疑問や検討事項の理由を、Deck Checkだとして、だから正しいという論理を使うプレイヤーがたまにいる。だが、私はこの論理に大きな違和感を感じている。

結論が正しいか正しくないかだけを問うているなら(例えば、どのデッキに何のカードを入れるべきか・・・など)、Deck Checkを理由とするのは、問題ない。(もちろん、メタなどの関係から必ずしも正解ではないこともあるが話がそれるので割愛)

だが、その結論に至る論理をDeck Checkとするのは、問題だ。例で言うと、「デッキにそのカードを入れる理由は何か」という結論にいたった論理について何も答えていないからだ。Deck Checkは理由ではなく、たたの答え(結論)だ。

マジックでは、往々にして結論より論理が重要だ。

その理由は、簡単だ。例えば、大会で勝ったデッキをコピー(結論)するだけでは、大会で勝てるとは限らないからだ。なぜまら。プレイング(論理)が不明だからだ。他にも多々ある。


・・・


ただ、"Deck Checkが疑問や検討事項の理由になるという間違い"、論理を言わずに結論だけを言うことは、色々なことに拡張可能だ。

例えば、Deck Checkを理由とするのではなく、「△△(超うまいプレイヤー)が言ってたから~~~だ。」、「○○(有名な格言や常識)なんだから~~~だ」としたり、カードの採用理由以外にも、プレイングの理由、メタの分析理由なども当てはまると、誰でも一度はやったことがあるのではないだろうか?


いずれにしろ、マジックの疑問や検討事項を考えて他のプレイヤーに話すさいに、結論が重要なのは言うまでもない。
だが本当に重要なのは、明確な論理で考えて話すことだ。


まー、今日の内容は、当たり前のことなんが、これだとある重要な哲学的問題が発生してしまう。それは・・・。
明日以降にでも。

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