某大会にて、沢山のプレイヤーから新ジェイスの危険性についての意見交換をした。共通していえるのは、新ジェイスはやはり強いという意見だ。中には、禁止もやむ得ないという過激な意見もあった。

しかし、この場にて、それについて反論したい。大きな理由は、新ジェイスより危険な青いカードが存在するということだ。では、そのジェイスより危険な青いカードは何だろうか?ショーテルか?禁止解除のタイムスパイラルか?答えはNoだ。

そのカードとは、もちろん、本DNで再三に渡って、危険性を訴えてきた。銀エラの達人/Silvergill Adept(参照:「格差社会と銀エラ」http://hal9000.diarynote.jp/201102252300016398/)だ。

では、なぜ新ジェイスより、銀エラの方が危険なのか

1)殺されたプレイヤーの数
まず、思い出して欲しい。新ジェイスに直接殺されたプレイヤーは皆無であるが、銀エラに直接殺されたプレイヤーは、星の数ほどいるということだ。

新ジェイスの能力の超必は、ライブラリーがほとんどゼロになるだけで、それが原因でゲームに負けることはありえない。そして、ライブラリーアウトは簡単に防げる方法が多々ある。例えば、手札に「ガイアの祝福2枚を抱える」や「場にアカデミーの廃墟を出しつつ、手札に使いすてアーティファクトを抱える」などだ。これで、新ジェイスに間接的に殺される(ライブラリーアウト)ことも無くなる。
だが、一方、銀エラは、直接プレイヤーを殺しにくる。自分の命を狙ってくるのだ。この点が新ジェイスにはない最も危険な部分なのだ。その2T目から展開されるビートダウンの能力は脅威であり、マーフォーク戦において、last 1 life を削るクリーチャーは、大半が銀エラの一撃であろう。
間接的な脅威と直接的な脅威は、どちらが危険か?もちろん、直接的な脅威、つまり銀エラだ。


2)アドバンテージの面
実は、アドバンテージの面でも、銀エラの方が危険だ。例えば、両方のカードが場に出たあと瞬間的に始末できた場面を思い出して欲しい。
新ジェイスの場合、大抵、出たそのターンは+2の能力だ。その後、除去できた場合、単純な1:1交換になる。要は、カードアドバンテージの面でevenだ。
銀エラのの場合は、どうだろうか?出たターンにワンドローされるため、その後に除去っても後の祭りだ。つまり、カードアドバンテージで優位に立たされてしまう。
カードアドバンテージを取られるカードと取られないカード、どちらが危険か?もちろん、アドバンテージを取られるカード、銀エラだ。

・・・

最近、徐々にではなるが、銀エラの真の危険性を共感できるプレイヤーが増えてきた気がする。非常に喜ばしいことだ。

当DNは、引き続き銀エラを禁止にすべく活動することを誓う。

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