今のメタは、ショーテル、ANTのコンボ勢、ミラクル、そして、Delverだ。全て青い。そんな時代では、マーフォークが一番強いと思っている。

各種マーフォークのおかげでビートダウン力がDelverよりも高く、薬瓶や魂の洞窟でカウンターや相殺を無力化でき、FoW、Daze、チャリスや呪い捕らえのために、対コンボ体勢も非常に高い。そして、止めの島渡り。

考えれば考えるほど、マーフォークが一番強く感じるのは気のせいだろうか。

懸念点として、除去がないのが気にかかるが、タッチ赤(火炎舌のカヴー、稲妻)すればよいだけだ。また、渦まく知識、思案が無いため、安定性に欠けるかもしれないが、ドローさえよければ問題ない。

以上より、今後のレガシーの台風の目は、間違いなくマーフォークになる。今、マーフォークを警戒すべきときであり、最強の禁止候補クリーチャー、銀エラを警戒すべきときなのだ。



※補足説明(5年以上前の日記も含めた注意されたし)
①マーフォークに火力を入れるべき詳細な理由
「エタフェスに向けて(マーフォーク・タッチ赤への警戒) (4)」http://hal9000.diarynote.jp/201009020000253110/
「私信:エタフェス用デッキ公開と説明(マーフォークタッチ赤)」
http://hal9000.diarynote.jp/201009121132341425/

②マーフォークに渦まく知識を採用したサンプルレシピ
「瞬唱の果てしない可能性:マーフォークへの投入」http://hal9000.diarynote.jp/201112232047543508/

③銀エラの危険性について分析記事
<銀エラ記事まとめ>
「大会秘話(1):ジェイスより禁止にすべき青いカードとは(銀エラの危険性について)」http://hal9000.diarynote.jp/201104191940014489/
「格差社会と銀エラ」http://hal9000.diarynote.jp/201102252300016398/
「銀エラと石鍛冶の比較 & 進撃の巨人5巻発売!」http://hal9000.diarynote.jp/201108102128578658/
日経平均株価とは、東証第一部上場の代表的な銘柄の株価を平均(計算)したもの。ニュースなどで誰でも一度は聞いたことがあるはずだ。事実、経済の指標として様々なところで使用されている。そして、株価が上がっているのか下がっているのかが、素人でも直感的にわかるのは大きい。

私は、MTGにもこれと同じものを導入してほしいと思っている。プレイヤーにカードの価格変化をよりわかりやすく伝えるためだ。平均カード価とも言うべきものだ。

スタンダード、モダン、レガシー、ヴィンテージのうち、売買数が大きいカードを数十種類選択し、それを単純に平均して算出すればよいだろう。

同一カードでも販売方法(ショップやネット・・・)で価格が異なることから、各ショップが自身のショップの価格で平均カード価を宣伝も兼ねて、作ればどうだろうか。

私が知る限り、このような平均株価はない。最初につくった価格が、標準になるのは間違いない。よって、早く平均株価ならぬ、平均カード価という指標を作って欲しい。

ボクシングの世界では、審判(レフェリー)が、両者の力の差が大きすぎるときや、負傷のため試合が続行不可能と判断した場合、強制的に試合を止めて、勝敗を決めることがある。ぞくに言うレフェリー・ストップだ。

私は、マジックにも、このレフェリー・ストップを導入すべきと考えている。内容は、ボクシングと同様、ジャッジが、勝敗が事実上決しているものの継続しているゲームを止めて、勝敗を宣告するという形だ。

メリットは、大きく2つだ。

まず、大会の運営面だ。勝敗が事実上決しているが、ゲームだけが続いている場合、それを強制的に止めることは時間短縮、つまり、円滑に進むことを手助けする。

次に、プレイヤーへの負担軽減だ。投了するのは、投了するプレイヤーに大きなプレッシャーを与える。そのプレッシャーのために、投了したくてもできないことはよくあることだ。そして、心身疲労のあげく負けてしまい、次のゲームへ悪影響を与えてしまう。そんな時、ジャッジがレフェリー・ストップすれば、そのプレイヤーの心理的、肉体的負担を大きく軽減し、次のゲームで再起を図ることも可能となる。

反対意見もあるだろう。馬鹿馬鹿しいと思うプレイヤーもいろうだろう。
YES。あなたは正しい。

だが、マジックよりもはるかに規模も歴史も長いボクシングなどの格闘技全般で取り入れられているルールだ。それだけでも、一考の価値は十分ある。

案ずるより産むが易し。導入して、慣れさえすれば素晴らしいルールだと気づくはずだ。

細かな問題は多々出てくるだろうが、WotCは、レフェリー・ストップの導入を検討すべきなのだ。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201601172246487681/)の続き。

テストプレイや大会などで引き続き使用中だが、明確に苦手なデッキが見えてきたので記載したい。苦手なデッキに共通していることは、《行き詰まり/Standstill》が効かないということだ。

1.土地単
《行き詰まり》を置くと対戦相手(土地単)との夢の友情コンボが発生する。《暗黒の深部》を装備しているデッキに置くのは自殺行為。
また、罰する火を回されるだけで、こちらの勝ち手段(瞬唱、ミシュラランド、ジェイス)が全て完封される。そして、罰する火が回り始まるまでに勝てるほと速攻もできない。よって、メインは、ほぼ負ける。そして、環境には一定数いるので、辛い。
サイドには、《テレミンの演技》を入れているが5マナまで伸びずに負けることもあるので、正直微妙なところだ。

2.マーフォーク
《霊気の薬瓶》出されると《行き詰まり》が無力化される。また、《霊気の薬瓶》がなくても、《変わり谷/Mutavault》があるため、引き次第で不利な状況になる可能性が大きく、出しづらい。
また、《霊気の薬瓶》や《魂の洞窟》からカウンターできない《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》の対処も非常に苦しい。
とりあえず、薬瓶を封じる必要があるため、サイドできっちり対策したい。


3.Death & Tax
結局は、《霊気の薬瓶》。これにつきるか。
メインでは、《霊気の薬瓶》を破壊できるカードを採用するか、先手でカウンターできてアド損もない《呪文貫き》を採用したいか。
大会で思ったような成績を出せなかった時、要は負けた時、その原因が自分の実力(デッキ構成が悪い、プレイングが悪い・・・)なのか、運(あたり運、引き運が悪い・・・・)なのかを冷静に判断する必要がある。

その判断基準として、私がいつも考えているのは「3大会連続で駄目だったか?」ということだ。例えば、3回連続で大会に負け続けた場合、敗因は運ではなく、確実に実力(メタ分析、デッキ構築、プレイングのどれか)が悪いと思うようにしている。

実際、レガシーで強豪で呼ばれているプレイヤーも大会で大きく負けるときはあるが、それが3大会連続で起こることはほぼない。2大会連続で大きく負けることもほとんどない。

私の場合、7~8大会連続で、負け散らかすことがよくある。つまり、実力が悪い。弱いということだ。「くらた、はるは、世界で2番目にマジックが下手」というA氏の評価は的を得ている。
私の場合、大会で大きく負けることなどほとんどない。10大会で1大会程度か。つまり、強豪ということだ。

自分が強いか弱いかを客観的に判断した場合、最近の成績を思い出して欲しい。3大会連続で負けたことがあるなら、自分の実力(メタ、デッキ、プレイング)に根本的な問題がある可能性が高い。
矢野経済研究所が今年もオタクに関する調査結果を発表した。

「オタク」市場に関する調査結果 2015
(URL:http://www.yano.co.jp/press/press.php/001489

これを見ると調査対象にMTGなどのトレーディングカードゲームが入っていない。つまり、MTGはオタクではないのだ。

当然だ。オタクは所詮、趣味の範囲。MTGは、ガチ、真剣。殺るか殺られるか。人生、哲学といってもいい。オタクの調査対象に入るはずもない。

非MTGプレイヤー(主に会社の同僚や、恋人・・・)に「MTGが趣味」とカミングアウトするのを躊躇することは、不要だ。MTGはオタクではないのだから。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201601062031472111/)の続き。

マジックで勝利するには、いくつかの方法がある。対戦相手のライフ、ライブラリーアウト、毒・・・。だが、どれも困難な道だ。

だが、どうせ勝つなら簡単に勝ちたい。わざわざ、困難な勝利条件を追い求めるのは、疲れるだけだ。

では、どうすれば簡単に勝てるのか?
それは、上記の勝利手段に達する前に、対戦相手を投了させればよい。対戦相手のマジックの継戦意欲を徹底的に削ぐ。つまり、やる気デストラクションだ。そうすれば、ルール上の勝利条件を満たす前に勝てる。これほど簡単な勝利方法はない。

さて、やる気デストラクションには、いくつかの方法がある。mtg wiki(http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%84%E3%82%8B%E6%B0%97%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)では、

1.相手の存在を無視してゲームを進めるデッキ(ソリティア系コンボデッキ)
2.相手が取る行動のことごとくを否定するデッキ(マス・デストラクションデッキ、パーミッションデッキ)
3.相手がゲームに勝利することを困難にするデッキ(ロックデッキ、ライフ回復を多用するデッキ)
4.ゲームが非常に長引くデッキ(サーチを多用するタワーデッキ、Shahrazadを用いるデッキ)

が挙げられている。レガシーでは、ANTによるソリティア(※)や奇跡による相殺ロックが代表だろうか。

この中で、一番、対戦相手のゲームの継戦意欲を破壊するのは、「2.相手が取る行動のことごとくを否定するデッキ」だと考えられる。なぜなら、人間という生き物は、自分の行動が全て否定されると負の連鎖に陥りやすいからだ。自分の行動が無意味と悟ると自暴自棄になり、そして、投了する。これこそ、やる気デストラクションの真骨頂だ。

現在、相殺によるハーフロックを搭載した奇跡デッキが、その役割を担っているよう。だが、最近の奇跡は、僧院の導師の導入など、打撃力の強化(対戦相手のライフを0にする)、つまり困難な道に向かっている傾向がある。まさに逆行。

つまり、奇跡デッキよりコントロール色が強いデッキ、LandStillこそが相応しいと思っている。

結論が長引いてきたが、LandStillこそが、やる気デストラクションの能力が最も高いデッキであり、最も簡単に勝てるデッキなのだ。これが、私がLandStillを使用する理由の全てだ。


※:過去DN参照
「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか?」http://hal9000.diarynote.jp/201010272333365774/ 、
「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか?(2)」http://hal9000.diarynote.jp/201010292259515798/

LoLの日本サーバ出来たら、それを機に始めるべきだと思う。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201512062140191253/

今のトップメタの一角を担う、ANT、そして、スニークショー♪。この二つのコンボデッキは、コンボ要素が大きく違うため、どちらにも効く対策カードを準備するのが難しい。それは、サイドボードの圧迫を意味する。

だが、それを簡単に解決するのが、エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist(以下、法学者)だ。

対ANTでは、法学者だけを出せば完封できるのは周知の事実。

対スニークショー♪でも、完封できる。なぜなら、法学者を出せば、こちらのカウンター(Fowや、赤霊破など・・・・)が確定カウンターになる。スニークショー♪側のカウンター(FoWや狼狽の嵐・・・)が無力化されるため、それに頭を悩ます心配もなくなるのだ。
また、全知コースについても、法学者があれば後続を唱えられないため、同じターンに確定のエンチャント破壊で対処可能。母聖樹コースのショーテルも、割愛するが完封できる。ショーテル⇒スニーク出しは対処できないが、事故と割り切ればよい。

つまりだ。法学者は、対ANT、対スニークショー♪両方を完封できる。

また、エルフデッキも機能不全に陥るなど、様々なデッキに多きく効くというメリットも有している。

今の時代、白のデッキのサイドボードにエーテル宣誓会の法学者は、必須なのだ。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201601041844501479/)の続き。

しばらくランドスティルだけ使っていくので、調整過程を記録とて記載する。
まず、現レシピ(前回参照)にいたった理由について、初期テストの結果を交えて書く。

(1) 4:《行き詰まり/Standstill》
たまに3枚のレシピも見たりするが、4枚は必須だと思う。ランドスティルは、デッキ名の由来のとおり《行き詰まり》を張れれば大きく勝ちに前進するためフル搭載。そして、ランドスティルのポイントは、いかにこの《行き詰まり》を張れる状況、主に場が更地にするか、できるかがポイントだと思う。


(2) 4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、2:《流刑への道/Path to Exile》、2:《至高の評決/Supreme Verdict》
最初は、除去カードは、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《至高の評決/Supreme Verdict》だけだったが、様々なデッキに搭載されている優秀な1マナクリーチャーを確実に除去して更地にし、《行き詰まり》を張れる確立を高めるため、:《流刑への道》も追加。


(3) 3:《呪文嵌め/Spell Snare》、2:《対抗呪文/Counterspell》、4:《Force of Will》、2:《紅蓮破/Pyroblast》
FoWは、《行き詰まり》を張れる状況にするために、あらゆる状況で最も役に立つうえ、フルタップ状態で《行き詰まり》を出した返しの対戦相手のターンに、対戦相手が仕掛けてきたスペルを確実にはじくためにも、4枚必須だと思っている。
《呪文嵌め》は、特に後手時、対戦相手の先手2ターン目の強力なスペル、ヒムや相殺などを1マナで弾き、後手2ターン目に《行き詰まり》を張るためにも必要。というより、ショーテルを除き、あらゆるデッキに対して強すぎる1枚。もっと採用枚数がレガシー的にも増えてよいと思っている。
《紅蓮破》は、除去カードを多くとっている分、除去がくさる奇跡やコンボ相手の態勢をあげたいため。


(4) 1:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》、1:《不毛の大地/Wasteland》
嵌めパターン用だが微妙枠。ただ、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は、不毛の大地がなくても十分強い。ランドスティルは、長期戦になるので、これだけで10枚分近いアドバンテージをかせぐことも可能。


明日以降に、今後の課題などを記載予定。

しばらく大きな大会がないため、時間をかけてデッキをつくりたいと思っている。そのデッキは、ランドスティルだ。それも、青赤色のランドスティル(カウンターバーン)型ではなく、昔ながらの青白型だ。

なぜ、ランドスティルか。

それは、わからなん殺しのためにメジャーなデッキを使いたくないということ、かつ、ある程度の強さを持っていることがあるが、最大のものは、今、ランドスティルの天敵がいないということだ。

昔は、ランドスティルが、メタの一角を占めていた際、天敵がいた。それは、マーフォークだ。不毛の大地、変わり谷をフル装備しており、かつ、薬瓶もあり、キーカードのStand Stillが無力だ。そもそも、マーフォーク自体にStand Stillを4枚フル装備しているぐらいだ。そのため、対マーフォーク戦は、絶望的だった。

昔、マーフォークは、ANT、Zooと3大メタを形成していたぐらい、かなりの数がいたのを覚えている。ただ、その後、石鍛冶(+殴打頭蓋)の登場により、青白系のLandStillは、3ターン目の殴打頭蓋降臨により、天敵のマーフォークはもちろん、その他のビートダウンにEasy Win可能なBlade Controlへシフトしていき、使用者は激減。いつしか、メタから消えていった。

現在のメタとして、マーフォークは、ほぼいない(ただ、別の天敵とも言える土地単はいるが・・・・)。よって、十分に戦えると思っている。

話が長くなったが、今、調整中のランドスティルのレシピは以下のとおりだ。まだ、調整中だが、内容については追って書きたい。
「Land Still with」
MAIN:
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》

4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2:《流刑への道/Path to Exile》
2:《至高の評決/Supreme Verdict》
3:《呪文嵌め/Spell Snare》
2:《対抗呪文/Counterspell》
4:《Force of Will》
2:《紅蓮破/Pyroblast》
4:《渦まく知識/Brainstorm》
4:《行き詰まり/Standstill》
1:《議会の採決/Council’s Judgment》
1:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

2:《島/Island》
2:《平地/Plains》
4:《Tundra》
2:《Volcanic Island》
1:《Plateau》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《秘教の門/Mystic Gate》
4:《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1:《不毛の大地/Wasteland》
1:《Karakas》

SIDE:
3:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2:《封じ込める僧侶/Containment Priest》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《磨耗+損耗/Wear+Tear》
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《真髄の針/Pithing Needle》
1:《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1:《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1:《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1:《テレミンの演技/Telemin Performance》

ドーパミンとは、やる気の源となっている快感を感じる脳内物質だ。ドーパミンが分泌された際の効果は、健康になる、脳の働き向上・・・などがあげられるが、最大のものは、快楽だ。

さて、周知の事実であるが、マジックをすると大量のドーパミンが脳内から分泌される。ライブラリートップで逆転のカードを引いた際、「ひゃっほーーーーー」、「よっしゃらああああああああ 」などと雄たけびを上げているプレイヤーの脳内は、ドーパミンMAX状態であるのは想像に難くない。

事実、マジックをしている際の快楽指数(ドーパミンの分泌量)は、他のセク●ス、麻薬と比較しても2~3倍はある。10倍以上の分泌量があるとする研究結果も一部にはある。

つまり、マジックをする理由、それは、ドーパミンの興奮、つまり、快楽にあるのだ。

そして、より重要なことは、マジックで遊ぶ際のドーパミンには、副作用(中毒性)がないということだ。なぜなら、ゲームに敗北して苦汁をなめる際、セロトニン(ドーパミンの分泌を抑える)が分泌されるからだ。(※)

つまり、マジックは最高の快楽を体験できて、副作用がない。素晴らしい遊戯なのだ。


上記を踏まえたうえで、快楽のためにマジックすることの是非について、明日以降に記載したいと思う。



※ただ、黒枠病については、その限りでない(副作用あり)ので注意が必要である。以下、参考となる過去DN。

「プレイヤーが陥る病、β病について(1)」http://hal9000.diarynote.jp/201008261727524610/
「カード購入において「高いと思うなら、買うな」は正しいのか?」http://hal9000.diarynote.jp/201402062021442740/
「マジックの心得:無欲の心」http://hal9000.diarynote.jp/201201311947285019/
一時期トップメタを走っていた石鍛冶デッキ(青白系)。だが、最近は、デッキパワーは大きいものの、トップメタから外れて久しい状況だ。

その大きな原因は、石鍛冶、それ自体にあると思っている。出すのに2マナ、そこから殴打頭蓋で2マナの4マナ必要であり、仮に殴打頭蓋が出ても5回殴る必要がある。テンポ的に悪いうえ、遅く、コンボとミラクルの2強が幅をきかせているメタでは苦しいのが実情だ。

そこで提案だが、石鍛冶(+装備品)の枠をそのまま、僧院の導師(以下、メンター)に変更してはどうかと思っている。なぜなら、それで格段に強くなるからだ。

まず比較しよう。石鍛冶が除去されなかったら、次のターン殴打頭蓋、更に次のターンでようやく4点。メンターの場合、除去されなかったら、次のターン(対戦相手のエンドに出した)トークンで殴って軽く10点、更に次のターンに追加10点以上でWin。

そうなのだ。同じ除去されなかった場合を比較するとメンターのほうがはるかに強いのだ。

もちろん、メンターの方が1マナ重い。だが、メンターの場合、置き土産として、数対のトークンを置いて死亡できるのは、石鍛冶と比較して上位互換だ。

UW系の石鍛冶デッキの石鍛冶パッケージはメンターに切り替えるべきだと思う。ちょうど奇跡のサイドボードに石鍛冶パッケージがあったものがメンターに代わり、メインに変更されたようにだ。そうすれば、New石鍛冶(メンター)は、トップメタに再び踊りでるであろう。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


さて、2016年は、どのようなメタになるのか。
答えは、今と一緒だ。

コントロール(ミラクル、BUGカスケイド)
コンボ(ANT、ショーテル)
テンポ(グリクシスデルバー、BUGデルバー)
ビートダウン(親和)

の4スクミだろう。多くの有識者も同意見だ。

年末のGP千葉(レガシー)の戦いは既に始まっている。いかに今のデッキ、プレイングを洗練させるか。そこにかかっているのだ。
日頃、当DNをお読み頂きありがとうございます。
当DNですが、ついに念願の100万アクセス突破しました。とても嬉しいです!!!

2010年2月に始めた当ブログ(http://hal9000.diarynote.jp/201002161928347213/)。始めた時は、夢の夢だった100万アクセスに到達できるとは思いませんでした。本当に感激です!

これも貴重なお時間にお読み頂いている皆様のおかげだと思っています。改めてありがとうございます。

引き続き、 オチャラケな内容の釣り針MAXなブログ 最新の質が高い情報をお届けするブログを目指して頑張りたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

思案は、禁止される

2015年12月30日
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201512292327287551/)、次のレガシー禁止改定で、頭蓋骨絞めが解禁されると書いた。実は、それとセットで禁止が噂されているカードがある。思案/Ponderだ。

今、レガシーの環境は青い。トップメタであるミラクル、コンボ(ANT、ショーテル)、Delver・・・など全て青い。他の非青デッキも健闘しているが、やはり一歩遅れをとっているのが実情だ。

WotCは、このレガシーが青すぎる状態を是正したいと考えていた。ただ、Delver、ショーテル、ジェイスなどの強カードを禁止にすることによって、既存のデッキが維持できなくなるようなメタの混乱は避けたい思惑があった。青を弱くしたいが、メタを大きく変えたくない(既存デッキを維持したい)。

その結果、青いデッキを支えている2枚のドローカード、渦まく知識と思案が禁止の検討対象となった。ほどなく渦まく知識は、禁止対象の候補から外れた。渦まく知識は、合法麻薬(※)と言われるほどレガシープレイヤーが好んで使用しており、禁止にした場合、レガシー人口の激減などの影響が大きすぎるからだ。一方、思案は、渦まく知識ほど熱狂的なファンは少ない。

※過去DN参照
「渦まく知識/Brainstormが無駄うちされる理由」http://hal9000.diarynote.jp/201403072038072955/

また、渦まく知識は代替となるカードはないが、思案は、定業などの代替となるカードが存在する。思案は、レガシーにとって重要なカードであるが禁止にしてもパニックは最低限に抑えられる。

以上が、思案が禁止となる理由だ。

最近、思案(Foil)が売り気配だったことが話題になっているのは周知の事実だ。それは、この禁止になる情報がリークされていたためであると考えると合点がいく。思案が禁止になる可能性はかなり高いだろう。

まもなくレガシーを長らく支えていた思案は禁止となる。
その日は、もう間もなくだ。
モダンでは、石鍛冶の解禁についての話題がホットだ。では、レガシーは、どうだろうか。

その解禁の第一候補は、有識者間で意見が分かれるが、その解禁のトップ候補が頭蓋骨絞めであることに異論は無いだろう。

現在のレガシーのトップメタは、ミラクル、そしてANT、ショーテルのコンボ、次点で、DelverやBUG 続唱だろうか。その中に頭蓋骨絞めが解禁となった場合、割って入れるか?答えはNo。

頭蓋骨絞めは、その性質上、クリーチャーを多様しないといけない。ただ、対コンボでは、クリーチャーが大目の構成では、コンボの速度に対して遅すぎて無力だ。ミラクル相手には、ケンスキや終末などクリーチャーが死亡しない除去に対して頭蓋骨絞めは無力だ。つまり、頭蓋骨絞めが、トップメタ(ミラクル、コンボ)に効果が無い。メタへの影響は非常に少ない。

また、頭蓋骨絞めは、10月から解禁となった黒の万力と同様、1マナのアーティファクトだ。コストが一緒であり凶暴カードといわれていた黒の万力は、解禁後、ほとんど活躍していない。頭蓋骨絞めも、解禁されても同様に活躍しないのがオチだろう。

また、親和というデッキは、ひさしく強化されるカードが登場していないない。そのため、そろそろ強化するカードを出さないといけないというWotC内部での政治的背景、思惑もあり、それも後押しするのは間違いない。

以上より、次のレガシー禁止改定にて、頭蓋骨絞めは解禁されるであろう。
5-1ドロップ

大会結果は、秘密のみ
《虚空の杯/Chalice of the Void》(以下、チャリス)を採用していない場合の親和の基本構成は、
4:《メムナイト/Memnite》
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
16:土地
これにメタに合わせて他カードを肉づけする。
ただ、今の環境ではチャリスが必須のため、これに4枚のチャリスを導入すると基本構成はどう変化するだろうか。

検討しなければならないのは、チャリスはX=1で置くということ。つまり、自分の1マナカードも悪影響を受ける。その対象は、

4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》

の8枚だ。《信号の邪魔者/Signal Pest》は、単体ではあまりに非力なため、0枚にしてよいと考えている。

そして、《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》は、0枚は難しい。親和は多色デッキであり、何色でもでる太鼓は、必要だからだ。ただ、4枚ではなく軽減して3枚程度がよいと思っている。

《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》を3枚にすると、太鼓の主な運用クリーチャーである《メムナイト/Memnite》と《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》も4枚づつか疑問になる。あわせて6枚(太鼓の枚数×2枚)が妥当だ。そして、減らすなら、メムナイトだ。メムナイトは単体で殴れるものの、序盤しか殴ることができず、かつ、序盤は太鼓のマナ出し用に使用することが多く殴らない。中盤以降は、頭蓋囲いで殴る際、回避を持っている飛行機械のほうが強い。つまり、飛行機械よりメムナイトを優先して減らしたい。

土地は、1T目のX=1チャリスを置くために2マナが出る《古えの墳墓/Ancient Tomb》が4枚必須。

以上より、チャリスを導入後の親和の基本構成は、
2:《メムナイト/Memnite》
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《虚空の杯/Chalice of the Void》

4:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
+土地12枚
がベストだと思っている。もちろん、まだまだ研究の余地は多いが、しばらく使用中の親和はこれでいこうと思う。
革命的非モテ同盟が結構した、クリスマス粉砕デモ。(参照:http://matome.naver.jp/odai/2141921562450747001

この活動について、各界から否定的な意見がよせられている。では、我々MTG界としては、どのような意見を表明すればよいのだろうか。

多くのプレイヤーが、このクリスマス粉砕デモについての意見を差し控えているのが現状であるため、MTG界の意見を集約しコンセンサスと取るのは難しい。

そこで、私の考えを記載したい。一石を投じることにより、少しでもMTG界での合意の前進につながれば幸いである。

前置きが長くなったが、私の考えの結論を書く。
それは、全面的に支援すべきというのが結論だ。

理由としては、クリスマスを(主に)異性と楽しむ暇があるなら、MTGの練習をすべきだからだ。過去DNで何度も書いたが、MTGの本質は殺し合いであり、大会は戦場だ。油断すれば、一瞬で寝首をかかれる。クリスマスの日だから・・・と、練習を怠けては駄目だと思う。そもそも、マジックの殺伐とした空気にクリスマスは合わない。

クリスマスを楽しんだため、練習がおなざりになる・・・。つまり、クリスマスは、マジック全体のレベルの低下要因になる。その影響は無視できない。

なお、全面的に否定しているのではなく、クリスマスの雰囲気を楽しみつつ、マジックをするなら問題ない。あくまで、クリスマスのためにマジックが疎かになるのが問題なのだ。

・・・

もうすぐ、エタパ、そして、エタフェス。レガシー最高峰の戦いがまもなくあるが、クリスマスが悪影響を及ぼさないことを切に願う。

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