社会的認知向上のための提案~STEP2~ミスした際にあやまる
2011年2月17日前回(http://hal9000.diarynote.jp/201101231645408668/)の続き。
有名な囲碁動画だが、まずはこれを見てほしい。プロである中野九段の信じられないようなミスプレイだ。
「(B)Nakano Yasuhiro 9-dan VS (W)Ishida Yoshio 9-dan in 2006 」
http://www.youtube.com/watch?v=qt1FvPxmmfE
3年前だろうか。私は、この動画をみて非常に感動したのを今でもはっきりと覚えている。それは、ミスした内容のおもしろさに対してではない。ミスをした後の、中野九段の姿勢に感動したのだ。
この動画からでは、聞こえづらいが、中野九段は対戦相手に「申し訳ない」と謝っている。
それは、この2時間近くお互いに死力をつくした神聖なる戦いを台無しにしてしまったことに対する対戦相手への詫びであり、またプロとしてあるまじき失態を犯したことに対するプロ棋士全員への謝罪の意味が込められているのだ。
マジックでは、たびたびプレイングミスが発生する。それは、プレイングミスかどうか微妙なものから、どう考えてもありえないプレイングミスまで様々だ。
私が問題提起として挙げたいのは、プレイングミスをした本人はもちろん、対戦相手もすぐにわかるようなプレイングミスについてだ。そして、そのようなプレイングミスをした時、素直に対戦相手に謝るのが良いのではないかと考えている。
謝る理由は、上記の中野九段が謝った理由と同じだ。ゲームを台無しにしたことに対してだ。なぜなら、大半のプレイヤーは、勝つことはもちろんだが、最高におもしろいゲームを常に心で求めている。そして、勝利は対戦相手のミスではなく、自分で勝ち取りたいと思っているはずだ。それを壊してしまった謝罪のためにである。
勝敗よりも中身なのだ。
さて、たまにありえないプレイングミスをした後、残念な態度をしていないだろうか?では、一つ悪い例を挙げよう
KURATA「あ・・・、ちょ・・・・・・、ご免、今のミス!巻き戻すよ。だって、こんなプレイングミスありえへんやろ。え?大会やから無理?頼むわー。チィ(舌打ち)、ええわ、ジャッジ呼ぶし。ジャッジィ~~巻き戻したいんですけど~~♪え?駄目、なんでやねん!F***!ないわー。くそ!ありえへん、これなかったら勝ってたのに、余裕で勝ってたのに。くっっそぉ~~~~、なんでやねん。こんなプレイングミスするなんて、ちょーありえなくね?」ありえないのはKURATAの態度だろう。
このような態度をとることは、自分自身の名誉を落としているだけでなく、対戦相手にも失礼になるのではないだろうか。一言「申し訳ない・・・」と謝るべきではなないのだろうか。
自分、そして対戦相手もわかるような、大きなプレイングミスをしてゲームを台無しにしてしまった場合、まず謝るべきである。
それが、マジックの社会的地位向上に貢献し、文化への発展につながるはずだ。
追記:
情報教育と数学教育とゲームの不定期日記さんで、「MTGは文化へと成長するか?」シリーズの最新版が約1年半ぶりに更新!必読です!!!
http://mathken.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/mtgpart-3-1a25.html
有名な囲碁動画だが、まずはこれを見てほしい。プロである中野九段の信じられないようなミスプレイだ。
「(B)Nakano Yasuhiro 9-dan VS (W)Ishida Yoshio 9-dan in 2006 」
http://www.youtube.com/watch?v=qt1FvPxmmfE
3年前だろうか。私は、この動画をみて非常に感動したのを今でもはっきりと覚えている。それは、ミスした内容のおもしろさに対してではない。ミスをした後の、中野九段の姿勢に感動したのだ。
この動画からでは、聞こえづらいが、中野九段は対戦相手に「申し訳ない」と謝っている。
それは、この2時間近くお互いに死力をつくした神聖なる戦いを台無しにしてしまったことに対する対戦相手への詫びであり、またプロとしてあるまじき失態を犯したことに対するプロ棋士全員への謝罪の意味が込められているのだ。
マジックでは、たびたびプレイングミスが発生する。それは、プレイングミスかどうか微妙なものから、どう考えてもありえないプレイングミスまで様々だ。
私が問題提起として挙げたいのは、プレイングミスをした本人はもちろん、対戦相手もすぐにわかるようなプレイングミスについてだ。そして、そのようなプレイングミスをした時、素直に対戦相手に謝るのが良いのではないかと考えている。
謝る理由は、上記の中野九段が謝った理由と同じだ。ゲームを台無しにしたことに対してだ。なぜなら、大半のプレイヤーは、勝つことはもちろんだが、最高におもしろいゲームを常に心で求めている。そして、勝利は対戦相手のミスではなく、自分で勝ち取りたいと思っているはずだ。それを壊してしまった謝罪のためにである。
勝敗よりも中身なのだ。
さて、たまにありえないプレイングミスをした後、残念な態度をしていないだろうか?では、一つ悪い例を挙げよう
このような態度をとることは、自分自身の名誉を落としているだけでなく、対戦相手にも失礼になるのではないだろうか。一言「申し訳ない・・・」と謝るべきではなないのだろうか。
自分、そして対戦相手もわかるような、大きなプレイングミスをしてゲームを台無しにしてしまった場合、まず謝るべきである。
それが、マジックの社会的地位向上に貢献し、文化への発展につながるはずだ。
追記:
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