前回(http://hal9000.diarynote.jp/201202012243198967/)の続き

最近、瞬唱でFBするのは、どんなスペルが強いかという議論が活発に行われている。それは、除去(or火力)でもカウンターでもドロー、手札破壊でもなく、土地破壊カード、すなわちSinkhole以外にありえないといのが私の考えだ。

では、なぜSinkholeをFBするのが、強いのか?答えは簡単で、Sinkholeは、今のレガシー環境に非常にマッチしているからだ。

1)決して無駄にならない
除去は、対戦相手がクリーチャーを装備していない場合無駄になる。カウンターは、魂の洞窟/Cavern of Soulsの出現で弱くなったうえ、軽量カウンター(呪文貫き、狼狽の嵐、呪文嵌め、もみ消し)はかみ合わないことが多い。
だが、Sinkholeは、どんなデッキにも効く。そして、FBするなら、どんなデッキにも効くカードがベストだ。

2)基本地形の増加
不毛の大地対策で、基本地形を出すプレイング基本となっている。だが、Sinkholeは、簡単にこの戦略を破綻させることができる。基本地形を優先的に出した場合、基本地形は1色しか出ないため、当然ながら色事故に陥りやすい。そこをSinkhole & 瞬唱からのSinkhole の土地破壊ラッシュで基本地形をねらい打ちするすれば、簡単に対戦相手を色事故状態にすることができる。
そして、色事故でメダパニ状態(混乱と同意)に陥った対戦相手が、あせってデュアランを出したところへ、隠し持った不毛の大地を使い、対戦相手の戦意ともども叩きつぶすのだ。

3)エンチャントレスへのEasy Win
エンチャントレス側が後手1T目に森に繁茂をセットした返しの先手2T目、Sinkholeで割ってEasy Winだ。2012レガシー選手権で優勝するなど、もっとも当たりたくないデッキNo1とも言われるエンチャントレスを逆に食うのだ。



Sinkholeと瞬唱を装備できるデッキは、レガシーの数多あるデッキの中で、たった一つ、チームアメリカだけだ。エタフェスのトップメタは、 Sinkholeと瞬唱のセットの最強のパーツを装備できるチームアメリカになるであろう。

メタの考えのメモ

2012年8月27日
ネタがないので、嘘です。ネタはありますが、書くのがメンドイのが本音メタのメモを記載する。
ちなみに、数字が低いほど、個人的に警戒しているデッキです。

1.Show and Tellデッキ
スニークショー♪、全知、HiveMindなど

2.デルバー
RUG、

3.ジェイスデッキ
UW、UWxカラーの石鍛冶、奇跡など、あとDeed Stillも

4.聖遺の騎士デッキ
マーベリックなど

5.薬瓶
マーフォーク、ゴブリン

6.墓地
イチョリッド、リアニメイト

7.その多コンボ
ANT、エルフなど

-500.親和
レガシー界最強。コンボのスピード、ビートダウンの打撃力、コントロールの制圧力、全てを兼ね備えたパーフェクトなデッキ。他デッキとは格の違う圧倒的な強さを持つ。
SnT系デッキで、《圧服/Overmaster》の使用率が高まっている。必須カードとなりつつあるかもしれない。だが、私は、圧服の採用には否定的な立場をとっている。本日は、その理由を書く。

SnT系デッキで圧服を採用する最大の理由は、青いデッキ全般に(カナスレ、金魚
マーフォーク、ジェイスが入っている青いコントロールデッキなど)に強くなるからだ。そして、レガシーという環境は青い。

また、圧服は、対戦相手が青くないデッキ(例えばマーベリックなどのビート相手)ても、そのキャントリップを兼ね備えている都合、決して無駄にならない。そもそも、青くないデッキには、コンボという構造上強い。

だが、私が圧服の採用には否定的な立場を取っている。前置きが長くなったが、理由は以下のとおりだ。

まー、ぶっちゃけ私は、SnT系デッキ(スニークショー♪)で圧服入れても、青いデッキに勝てないから。圧服入れて、「青いデッキには勝ちますよ。キリッ」っていう必至オーラ出してるのに負けて、対戦相手から「ザマーwww」と言われる屈辱は耐えらない。つーか、1枚も圧服持ってませんYO。HAHAHAHAHA
ヽ(°▽、°)ノ


1)対ビートダウン相手には劣化カードとなる
レガシーで半分以上が青くないデッキだ。その青くないデッキと対戦する場合、圧服は、完全に他の候補カード(定業、直感、ギタクシア派の調査・・・)と比較して弱い。対戦の半分以上を弱いカードで戦うのは、どうなのだろうか?そこまでビートダウンは甘くない相手のはずだ。
特に、エルフやANTなど相手にする場合、圧服の採用は、大きな敗因になりかねない。

2)メインは丸い方がよい
メインは、特定のデッキに強いカード(ここでは、青いデッキに強くなるための圧服)を入れるより、全てのデッキに対して強くなるカードを入れる -- デッキを丸める -- ほうがよいと思っている。メインは丸く、サイドで尖らせるイメージか。つまり、圧服は、サイド要員の方がしっくりくる。


以上が理由だ。
少なくとも、圧服は、SnTに必須のカードは決してない思う。
今日は、新しいドレッジの墓地の並べ方について書く。

ドレッジを使用すると一瞬で墓地が大量になるうえに、墓地に何のカードがあるかが非常に重要になる。よって、ドレッジの墓地の並べ方は、他のデッキと大きく異なる。その墓地の並べ方は大きく2種類あり、横並べと、縦並べだ。

横並べは、机の左上からスタートして右にずらして置いていき、右端までいくと、段を下にずらして、また、左から右へ置いていく。
縦並べは、机の右上からスタートして下にずらして置いていき、一番下までいくと、左にずらして、また、上から下へ置いていく。

どちらの並べ方も一長一短だ。(詳細は、様々なDNなどに記載されているので、それを参照して欲しい)

ただ、冒頭に記載したとおり、新しい第3の並べ方を発見した。それは、机の左上からスタートして、下にずらして置いていき、左下までくると、今度は、右にずらしてい置いていくのだ。実際は、動画を見て欲しい。その画期的な並び方に脱帽するはずだ(http://www.youtube.com/watch?v=pbz2OWA4Z0g 、 http://www.youtube.com/watch?v=SSo-Y7kroec

この並べ方 --- "く"の字並べとも言うべきか --- は、横並べと縦並べの両方のメリットを併せ持った、素晴らしい並べ方だと思う。

ドレッジ(イチョリッド)は、ビートなのかコンボなのか?(*1)なのかという問題と同様、この墓地の並べ方は何がベストかという問題は、長年、様々な議論を巻き起こしてきた。

*1:過去DN参照
「イチョリッドは、ビートなのかコンボなのか?」http://hal9000.diarynote.jp/201104062037493843/
「イチョリッドは、ビートなのかコンボなのか?(2)」http://hal9000.diarynote.jp/201108222252376597/

この墓地の並べ方について、そろそろ決着をつける時期、タイミングだと思う。そして、その答えは、もちろん、"く"の字並べが答えだ。
そして、一歩前進して、全てのデッキは、この"く"の字並べを採用することを提案したい。

コントロール→デッキのプレイングが難しいので使用できない。
コンボ→私のプレイングが下手なので使用できない。
残るは、ビートダウンやクロックパーミのみ・・・。

大会結果は、秘密のみ
奇跡カードが入ったデッキ(UW奇跡コンなど)を使用する場合、奇跡カードを誤って手札に入れてしまう事故を防ぐ必要がある。よって、ドローする際、常に注意して引かなければならない(特に独楽が未設置の場合など)。これは、慣れていないと結構ストレスがかかる作業であり、誰でも最初はとまどったのではないだろうか。

で、様々なプレイヤーのドロー方法を見て、一番ストレスがかからず意識せずに、かつ安全に事故を防ぐドローする方法を紹介する。

それは、
 ①ドローする前に手札を裏向きにして机に置き、手に何も持っていない状態にする
 ②そのままドローする
これだけだ。

私のプレイングの下手くそさは、あまりにひどいが、この方法を使用して私は一度もミス(奇跡カードを誤って手札に入れる)をしたことがない(手札に何もないので当たり前だが・・・)。また、ドローする際のストレス(変な意識)も全く感じない。

非常にオヌヌメのドロー方法なので、ドロー方法に悩んでいるプレイヤーは、一度試して欲しい。


参照:「奇跡をめぐるかけひき」http://hal9000.diarynote.jp/201205072036103291/
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201208191252525808/)の続き

BUGカラーのデッキ(deedコン、Team America)を作成する場合、最も意見が分かれるのが、《破滅的な行為/Pernicious Deed》を何枚入れるか(または入れないか)だ。

一般的に、Deedを入れれば入れるほど、デッキがコントロール寄りなり、丸くなる(苦手なデッキが減る)。エンチャントレス、親和、ソプター、各種ビートダウンデッキなど、Deedに弱いデッキは、レガシーに多く、その点も有利に働く。

ただ、私は、メインに《破滅的な行為/Pernicious Deed》は、入れない形にした(前々回のレシピ参照:http://hal9000.diarynote.jp/201208181822171180/)。前置きが長くなったが、その理由を書く。

1)SnTに無力
前回にも書いたが、トップメタであるSnTには、五分以上で勝ちたいと思っている。そして、Deedは、そのSnTに対して有効に働かない。Deedをメインから外した最大の理由が、これだ。

2)《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の存在
テストプレイをした結果、Deedが無くても大半のデッキに満足する勝率を得ることができることがわかった。その理由は、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》の2大PWのおかげだ。この2枚を扱えることがBUG瞬唱コンの最大のメリットだ。
ジェイスの強さは記載不要。リリアナの強さは、ネタ蒔き時氏のDN(http://43458.diarynote.jp/201208200206055117/)を読んで欲しい(書きたいことが全て書いてある)。

この2枚で勝てるのにSnTへの優劣を下げてまでメインにDeedを入れる必要なない。
もちろん、Deedがあった方が大半のデッキへの勝率はあがる、なのでサイドに4枚フル装備している。Deedは、理想的なサイドカードであり、サイドチェンジが簡単になるのも見逃せないメリットだ。


もちろん、Deedをメインに入れれば、入れたなりの強さはある。だが、私のBUG瞬唱コンに対する考えは、メインのジェイスとリリアナ。サイドのDeedだ。



長くなってきたので、続きは明日以降にでも・・・
と思ったけど、なんか、BUG瞬唱コンのことばかり書くと飽きてきた。
(-_-)b

前回(http://hal9000.diarynote.jp/201208181822171180/)の続き

今日は、エタフェスで使用予定のBUGコントロールの選択理由を書く。

1)SnT系デッキの存在
まず、現在のトップメタは、間違いなくSnT系のデッキだ。これに勝つには、二通りしかないと考えている。それは、
 ①カウンター満載(サイドから赤ブラスも投入可)
 ②カウンター&手札破壊を装備する
のデッキだ。

《全知/Omniscience》が登場するまでなら、この①、②以外のデッキも、罠の橋(や謙虚etc・・・)などで、スニークショー♪の対策をすることもできた(もちろんHive Mind対策含む全部は無理という前提)。だが、全知がスニークショー♪にも標準装備されると予想しているため、もはや不可能というのが個人的な意見。クリーチャー&ストーム(《洞察力の花弁/Petals of Insight》)の両方の勝ちパターンを止めるには、大元のSnT自体をカウンター(&手札破壊のバックアップ)で落とすしかないのが結論。

で、①、②に該当するデッキは、
 ①-1.カナスレ
 ①-2.タッチ赤したUW系のコントロールデッキ(奇跡デッキ)
 ②-1.タッチ黒したUW系のコントロールデッキ(エスパー石鍛冶コンetc)
 ②-2.Deedコン(チームアメリカ系)
だ。

①-2と②-1のUW系のコントロールについては、使いこなすことができない。プレイング、ムズスギワロタwww自分のマジックスタイルに合っていないため却下。
①-1のカナスレは、SnT系の次のトップメタである。対策(採用率が上昇している《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》など)の対策を考えたくないし、また、大きな勢力を誇るマーベリックには、はっきりと不利だ。そして、UW系の奇跡コンにも、有利とは思えない。要は、苦手なデッキが、想像以上に多いということだ。

よって、消去法的に②-2.Deedコンを選択するのが、ベターなのではないかと考えた結果だ。


2)カナスレ(RUG)の存在
次にSnT系デッキと双璧をなすトップメタ、カナスレについて・・・
書こうと思ったが、長くなってきたので、明日以降にでも。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201204032040027823/)の続き

レガシーの(思いつく)コントロールデッキは、以下の3種類だ。

①UW系の奇跡 or 石鍛冶コントロール(ハイブリッド含む)
②UB系のテゼレットコン
③BUG系のDeedコントロール(チームアメリカン風)

だが、私は、このうち①、②を使用できない。
①は、大会などで多々使用したが、毎回オチャラケお粗末なプレイングで散々な目にあった。独楽とか石鍛冶とかプレイングが難しすぎる。要は使いこなせないのだ。
②は、罠の橋などデッキのパーツがそもそも持っていないし、買う気もないので、使用はおろか構築すらできない。

つまり、現在、私がレガシーで使用できるコントロールデッキは、③しか残っていないのだ。これが駄目なら、レガシーでコントロールデッキを使用することは2度とできなくなる。まさに(私にとっての)コントロール最後の砦だ。
「BUG瞬唱コン WITH」
MAIN
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

4 《渦まく知識/Brainstorm》
1 《思案/Ponder》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《Force of Will》
3 《恐ろしい死/Ghastly Demise》
2 《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1 《暗黒破/Darkblast》
2 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》

3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
3 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
4 《Underground Sea》
3 《Tropical Island》
1 《Bayou》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
4 《不毛の大地/Wasteland》

SIDE
4 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》
4 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《魂の裏切りの夜/Night of Souls’ Betrayal》
メタとの相性やデッキ解説、プレイングについては、明日以降に記載予定。


まー、横浜で衝動買いしたリリアナを使いたいだけというのが本音だったりする。

更新停止連絡

2012年8月13日
諸般の事情により、1週間ぐらい本DNの更新を停止します。
将来、高騰するカードは、解禁されるカードだ。それは、今までの実績(解禁されたカード達)が証明している。

そのため、将来解禁されるカードの候補は何か、真剣に考えてみた。そして、最も可能性が高いと思うのが次のカードだ。
Frantic Search / 大あわての捜索 (2)(青)
インスタント

カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。土地を最大3つまでアンタップする。
そもそも、《大あわての捜索/Frantic Search》は、どんなデッキにはいるだろうか?

①ストーム系デッキ
②墓地利用デッキ
③その他青いデッキ(コントロール、テンポ)

まず、①ストーム系デッキについては、現在、ANT、ハイタイド、ペルチャーなどが存在する。ペルチャーは、土地が1~2枚のため、《大あわての捜索/Frantic Search》の強さを発揮できない。ハイタイドは、誰も使ってないので、この解禁で増えるなら歓迎すべきことだ。ANTについては、3マナという都合、むかつきで使いづらいため、使用されないだろう。本音を言うと、むかつきが入っていないタイプのANTなど、危険な臭いもするが、議論が先に進まないので蓋をする。

次に、②墓地利用デッキについて、特にリアニメイトは大きく強化されるだろう。ただ、墓地対策カードが溢れる中、圧倒的に強くなることはありえない、考えづらい。

最後に、③その他青いデッキ(コントロール、テンポ)は、使用されないだろう。アドバンテージを失うのに、手札を整理する必要はないし、渦巻く知識で充分だ。


というわけで、《大あわての捜索/Frantic Search》が解禁されても影響は微々たるものであることがわかってもらえたと思う。

よって、近々《大あわての捜索/Frantic Search》は、解禁されると思う。そして、《大あわての捜索/Frantic Search》の非Foilは、コモンであり高騰はしないが、そのFoilは、2~30倍の値段になるはずだ。ワンチャン50倍もありうる。

今、我々がすべきことは、《大あわての捜索/Frantic Search》のFoilを買い占めることなのだ。
ミカサ「もういい、これ以上聞いてられない。不毛・・・」
可愛い巨人と、醜い人間の戦いを描いた漫画、進撃の巨人の最新刊(8巻)がついに発売となった。

人間側がどんどん醜くなる一方、それに反比例するように巨人側は可愛くなってくる(特に、最終ページの巨人群はガチ)。そして、話は一気にクライマックスへ・・・になってきた感がする。本当に、次の9巻が待ち遠しいの一言だ。


で、大会の方だが、いつものごとく、負け犬プレイヤーthe Loserになりました。結果は、秘密のみ。
StarCityGames.com Legacy Open - Washington, D.C.で18位の親和(レシピ:http://www.thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=8856&iddeck=64681)を見たが、装備品が
《頭蓋囲い/Cranial Plating》だけだ。今日は、石鍛冶親和に、他の装備品、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》も《殴打頭蓋/Batterskull》を入れるべきかの考えについて記載したい。

まず、《殴打頭蓋/Batterskull》は、採用しない派だ。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が除去されなかった場合、Easy Winをねらえるが、そもそも、それで勝てるなら、《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチしなくても勝てる。また、《殴打頭蓋/Batterskull》を素で引いてしまった、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を除去されたなどの場合、土地が5マナまでスムーズに伸びない親和では完全にゴミになる。

次に、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は、採用する派だ。単純に保険として入れたいから。過去、親和を使用して、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》だけで負けたゲームは無数にあるからだ。ただ、対戦相手の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》との対消滅用に使用するのためだ。(参照:「親和の対十手戦略」http://hal9000.diarynote.jp/201207272304336275/

ただ、結局のところ、親和の勝敗を分けるのは、《頭蓋囲い/Cranial Plating》を出すか否かだ。そして、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》からサーチするのは、(装備品を複数種入れていても)、《頭蓋囲い/Cranial Plating》一択のケースが多い。それなら、《頭蓋囲い/Cranial Plating》だけを入れた方が得策なのかもしれない。おそらく、冒頭で紹介した親和プレイヤーもそのような考えなのだと思うが・・・

親和の探求は続く。
rain氏(http://77832.diarynote.jp/201207142359219558/)とRadish氏(http://radish.diarynote.jp/201207142258597355/)の記事を読んで触発されたので、最近、ドレッジばっかり使用している。もちろん、《戦慄の復活/Dread Return》が0枚のQuadlaser だ(レシピは、完コピ)。本日は、これについて思ったこと(メモ)を書く。


①《戦慄の復活/Dread Return》は、別になくてもよいという意見は、正しいと思う。なくても(メインは適当にプレイングしても)十分勝てる。そして、デッキの安定性も非常によい。

②ただ、《戦慄の復活/Dread Return》を打ちたい時もある。例えば、対単色の場合なら、《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》 を釣れば簡単に勝てるのにと思う時がある。でも、必須じゃないのはたしかだと思う。

③少なくとも《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》 を釣る必要は全くない(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201110092124214292/

④発掘でライブラリーを墓地に置く際、墓地に置く順番は任意に選べるのだろうか?《灰燼のグール/Ashen Ghoul》の強さが相当変わってくるのだが・・・。

⑤《平和の番人/Peacekeeper》で3Tキルされた(謎)

⑥対マーベリック戦での《漁る軟泥/Scavenging Ooze》がうざい。とりあえず、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》の一発目は、《漁る軟泥/Scavenging Ooze》か《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》)を指定するのだが、プレイング的にあってるのだろうか

⑦サイドは、いらない。変にサイドすると逆に弱くなる感あり。
サイド0枚、ワンチャン(。・ω・)ノ゙ ♪
エネルギー政策(原発)の報道で非常に不思議に思うので、偏った情報が非常に多いことだ。メリットだけ報道してデメリットは報道しない。デメリットは報道してメリットは報道しない。

例えば、原発廃止のデメリットは、非常に大きい。代替エネルギーとして天然ガス、石油の輸入の増大によるコストへの転化、原発関連の国内産業、輸出産業の壊滅・・・などだ。だがこれらはほとんど報道されない。もちろん、原発推進のデメリットも同じだ。安全問題だけに焦点があがっているが、他にも無数にある。

世の中は偏った情報に満ちあふれている。

・・・

だが、偏った情報に満ちあふれているのは、マジックでも同じだ。

その最たるものが、「Show and Tell(以下、ショーテル)は甘え」という偏った情報、理解だ。

ショーテルは、簡単に勝てるという一部の情報のみ鵜呑みにして、その裏にある大きな弱点、メタられやすいという最大の弱点を無視し曲解している。そもそも、「Show and Tellは甘え」が正しければ、常に大会のトップは、スニークショー♪やHiveMindに独占されるはずだ。

ショーテルを使うと「甘え」と言われるから、敬遠しているプレイヤーは、堂々と使えばよいのだ。そして、もし「甘え」と言われれば、「情弱乙」と言えばよい。

どちらにせよ、我々プレイヤーは、偏った情報に惑わされてはいけない。 惑わされる=大会での敗北を意味するからだ。

そして、本DNでも、妄想に満ちたイミフで偏った 偏っていない冷静な情報をこれからも発信していきたいと思う。
2週連続でライブに行った。先週は、長居スタジアムのGLAYのライブ。今日は、友人が企画したアマチュアバンド(数組)出演 --- 喫茶店(?)を貸し切った -- のライブだ。

どちらのライブも最高だった。ライブ独特の高揚感、一体感が何とも言えないのも魅力の一つだ。また、生の声、生の演奏を聞くことによって、人間が持つ五感にダイレクトに音楽を感じることができるのも魅力の一つだ。そこに理屈などない、必要ない。人間の持つ感覚が、ライブはすばらしいと教えてくるのだ。


・・・


さて、これらは、マジックのプレイングにも応用できるのではないかと思った。現在のマジックは、理詰め先行、理論、論理が先行しており、これらを重視しすぎている傾向にある。私は、これに警鐘を鳴らしたい。

なぜなら、マジックは、もっと直感や感覚を信じてゲームすべきだからだ。それは、メタ、デッキ構築、プレイング全てに当てはまる。例えば、プレイングに迷って時間を消費するぐらいなら、最初に頭に浮かんだプレイングをすべきだ。デッキに構成を迷ったら、好きなカードをいれるべきだ。

マジックに理論や理屈は不要なのだ。人間が持っている動物的本能である、直感や感覚こそが重要なのだ。

それを踏まえて、一度自分のプレイングなりデッキ構築の方法を見直してはどうだろうか。
エタフェスも後2ヶ月。そのエタフェスにおいて、最も警戒すべきデッキは、ANTだと思っている。その理由は、これから増えて、エタフェス時に丁度最大になると想定しているからだ。では、本日、これからANTが増える理由を、順をおって説明したい。

1)ANTが減った理由
《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》(以下、サリア)が闇の隆盛で出現したからだ。対コンボ要員であり、メインにも十分耐えれる強さを秘めているサリアは、GWビート(主にマーベリック、一部Zooなどなど)に採用された。そして、その採用率は鰻登りだ(*1)。
ANTは、今まで、勝てるデッキにサリア1体に負けるようになったのだから、減るは当たり前の話だ。

*1:過去DN参照「サリアは、4枚積むべき」http://hal9000.diarynote.jp/201205222022524935/


2)これから増える理由
そのサリアを採用しているデッキが減るからだ。まず第一に、アヴァシンの帰還発売後に出現したビートダウンに非常に有利な奇跡コントロールためだ。これにより、マーベリックは、勢力減少を余儀なくされた。
次に、M13から始まった部族の増大だ。これによって、部族使用者が増える→他のデッキ(当然、マーベリック含む)が減る。よって、マーベリックも減るのだ。
(゚Д゚)クワッ



以上より、天敵であったサリアが入ったデッキが減ることにより、ANTは増加の一途をたどるであろう。ANTのデッキパワーは、レガシートップクラスでもあり、エタフェスにおいてANTは、最も警戒しなければならないデッキになるはずだ。

そして、何より、対ANT戦は、くそげー(*2)だ。それを防ぐためにも、我々は、気をひきしめなければならないのだ。

*2:過去DN参照
「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか?」http://hal9000.diarynote.jp/201010272333365774/ 
「なぜ対ANT戦は、くそげーなのか?(2)」http://hal9000.diarynote.jp/201010292259515798/
昔、今の100倍真剣(まっ、100倍でやっと通常プレイヤーレベルの真剣度だけど・・・)にマジックしていた際に、Judge Handbook 日本語版を購入した。Judge Handbook 日本語版は、ジャッジが、尻ポケットに入れて持ち歩いているルールが書かれているあれだ。マジックのバイブルだ。

購入した理由は、単純にルールを勉強しようと思ったためだ。ただ、今、ひさしぶりに読み返すと、そのおもしろさ、わかりやすさ、そして、これを作成、更新しているぱお*/米村 薫氏に敬意を評したくなる。

日本マジック界に対する貢献度は、計り知れないと思う。



で、読み返して、気になった(というより、思わずワロってしまった )のを何点か。というより、全部違反規定の例だけど・・・・



1)投了しなかったプレイヤーに、殴ると脅した。 (「5.5. 非紳士的行為 ─ 攻撃的行為」の例より参照)
不謹慎だが、例にあるってことは、実際に発生した事件なのだろうか・・・。しかし、他の例もあれすぎる。
ただ、身内とのフリープレイーでは十分使える技。ホースト直伝のワンツーローを使うときがきたみたいだ。まー、実際のところ、レガシープレイヤーは格闘技ファンや格闘家が多いため、実際の大会でやっても効果なさそうだけど・・・
( ´∀`)アヒャ




2)プレイヤー2人が腕相撲をしてマッチの勝者を決めた。(「5.3. 非紳士的行為 ─ 結果の捏造」の例より参照)
なぜ、腕相撲なのだろうか。マジックプレイヤーなら指相撲だろJK。



まー、Judge Handbook 日本語版は、一度は、買って読むべきじゃないかなと思う。買って損はない。最近、何かと話題の誘発忘れも含めて、勉強にはなると思う。

どこから買うかは、タイトルでGoogleってくださいな。
・・・というか以外と知らない人多かったりする???
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201206101707588364/)の続き。
ネタが無いので、便乗しようと思う。石鍛冶+ソプターデッキについて、思いつくまま記載したい。

1)ソプターコンボさえ決まれば、コントロールだろうが、ビートだろうが、場を圧倒できて勝てる。本当にEasy Win。ただし、Deedを対戦相手が装備していないことが前提。

2)ソプターコンボがそろわなければ、劣化版UW石鍛冶デッキになる。

3)上記2)より、確実にそろえるよう、コンボパーツ(特に弱者の剣)の増量や、白教示者を採用するなども可能。ただし、すればするほど、ソプターコンボを封じられた場合、そろわない場合、弱体化する。

4)ソプターコンボ自体、意識されていないのに、色々な対策カードがささる。現環境ではマイナス要因か。
 ・スニークアタック対策:針
 ・汎用サイド(墓地対策):サージカル、他
 ・対青:赤霊派
 ・対石鍛冶:古えの遺恨、各種アーティファクト破壊
 ・対部族:仕組まれた疫病

5)上記4)より、2game目以降のサイドボードが難しい。方針としては、
  ①コンボパーツをチェンジ(減量)して、それ意外の部分で勝つ
   →上記3)でソプター重視の構成にしている場合、難しい
  ②対ソプターコンボカードを対策するカードを入れる
   →これも難しい

※個人的に2game目以降、どのような戦略でいくのかが最大の課題。これが見つからない場合、多分、エタフェスには使いません。

6)序盤の脅威を捌ききって、コンボパーツもそろったのに、軟泥一体にコンボ封じられて負けてしまう。最近、カナスレを筆頭に採用数が増えている感がするので、かなり除去を多めにしないと厳しいかもしれない。

7)結局、6)で除去を多めにするとコンボに構造的に弱い。それなら、相性がよい謙虚を採用してもokだが、ソプターパーツと謙虚の両方の採用は、対ビートデッキに対するオーバーキルだと考えている。

8)コンボパーツがそろう確率は、デッキ構成による。コンボパーツ(特に弱者の剣)の枚数、サーチカード(特に石鍛冶以外にどれだけ採用するか)の枚数によって、大きく変わる。

9)カナスレを筆頭に、スネアの採用率が以前と比較して下がっている感がするので、それについてはプラス要因。

10)青緑剣に弱い。

親和の対十手戦略

2012年7月27日
親和を構築するにせよ、使用するせよ、私が一番注意するのは、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》だ。

理由は二つある。

一つ目は親和が非常に十手に弱いデッキだからだ。対戦相手の十手一枚で、簡単に親和軍団の戦線が崩されてしまう。親和クリーチャーの大半がタフネス1であり、かつ、通常なら死なない《刻まれた勇者/Etched Champion》も、簡単に破壊されてしまうからだ。

また、十手の採用率が依然として高いからだ。UW石鍛冶は健在だし、マーベリックなどのビートには標準装備しているデッキが多い。
そして、その採用率は、どんどん高くなる一方だ。十手は親和以外にも様々なデッキを完封できる強さを秘めているのだから当然だ。なにしろカナスレにも採用されはじめてるぐらいなのだから(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201207172024002754/

では、対策はどうすればよいのか?
私が取る戦略は、次の2つのどちらかだ。

1)自分も十手を採用する
対消滅狙い。もちろん、普通に使用しても強い。ただ、パワー0の《クリーチャー信号の邪魔者/Signal Pest》、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter 》が多く採用するため、親和では使いづらい部分がある。
また、《頭蓋囲い/Cranial Plating》を入れる都合、せいぜい十手の採用枚数は、1枚が限度であり、引く確立を底上げするため、一緒に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を入れることが多い。


2)あきらめる
何事もあきらめが肝心。全てのデッキ、カードに対応するのは無理。
それなら、我が道を行くのみ。他人のことを考えず、自らのみを信じ進む。それが親和というものなのではないだろうか。
まっ、サイドに《古えの遺恨/Ancient Grudge》つんで引けばなんとかなる。

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