前回(http://hal9000.diarynote.jp/201201172039564993/)の続き。
話題に乗り遅れてはならないので引き続き書く。
信仰無き物あさり/Faithless Looting  (赤)
ソーサリー   コモン
カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
フラッシュバック(2)(赤)
1T目①土地セットからの信仰。墓地にドレッジカードが落ちる。
②LED2枚置く。
③LED1枚目のマナから、墓地にある信仰をフラッシュバック。墓地カードが大量になる。ヒャッホーイ
④LED2枚目のマナから、墓地にある信仰、または、綿密な分析をフラッシュバック。

①~④で1T目から4回ドレッジされると、下手すると(下手をしなくても?)死亡確定。ちなみに、初手7枚と1発目の信仰の2ドローの9ドローで、LEDを2枚引く確率は、10.31%。もちろん、①~③だけでも次のターン死亡する確率大。

周知の事実だが、闇の隆盛 発売後、イチョリッドは最強のデッキになる。 そして、以下のどれかが発生するだろう 。

予想1:最強のデッキとなったイチョリッドを抑えるために"信仰無き物あさり"が禁止になる。
予想2:  〃      LEDが禁止になる。
予想3:"信仰無き物あさり"の対抗として、Mステが解禁となる。イヤッホーイ♪

予想1が主流意見だが、私は、予想3を強く推す。その方が、マジックはおもしろくなるだろう。WotCも同じ考えのはずだ。予想2は、消滅するデッキが多いので大穴か。


イチョリッドが終わると言っているプレイヤーは、全員イチョリッド使いで、他のプレイヤーを油断させようとしているに違いない。我々、非イチョリッドプレイヤーは、決して騙されない。
マジックのプロとは何なのだろうか?
「プロの定義なんて、バラバラで無いに決まってるだろうが、ヌッコロスぞ」と思ってはいけない。

プロプレイヤー(mtg wiki参照:http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC)のことなのだろうか?

だが、このプロプレイヤーという呼称は、世間一般でいうところのプロとは違う気がする。では、プロとは何なのか?私の考えるプロの条件は以下の二つだ。

1)「職業は何ですか?」と質問された時に解答できる
2)上記1)の解答で、金を稼いでいる


「私の職業は、ミュージシャンです」と答えても、音楽で金を1円もかせいでいないなら、プロのミュージシャンではない。

バイトで金を稼いでいても、「私の職業は、学生です」と答えるなら、その人は(そのバイトの)プロではない。ましてや学生のプロでもない。

その職業に対する意識が、どんなに低くても、稼いでいる金額がどれだけ小さくても、この条件に当てはまる人は、プロと考える。例えば、「全くやる気がないうえに、年100円しか稼いでませんが、私の職業は、小説家です」と答えることができる人は、プロの小説家だ。

では、マジックのプロとは何なのか?私の考えは、
「私の職業は、マジックプレイヤーです」と質問に答えることができ、マジックで金を稼いでいる人のことだ。


少し前に"マジックのプロとは?"、"そもそもプロとは?"という話題で某Aプレイヤーと会話したのが、今回のエントリーを書いたきっかけだったりする。
まー、プロの定義は、100人に聞いたら100人が違う答えになると思うけどね~~
( ^∀^)ホホホ

墓掘りの檻/Grafdiggers Cage  (1)
アーティファクト   レア
クリーチャー・カードは、墓地やライブラリーから戦場に出られない。
プレイヤーは、墓地やライブラリーにあるカードを唱えられない。
闇の隆盛の新カード"墓掘りの檻"が出てもイチョリッドは死なないだろう。
理由は、以下の2点。

1)墓掘りの檻はメインに入らないから
墓掘りの檻はメインに入らない。よって、イチョリッドの圧倒的なメイン有利(TYABAN)は、揺るがない。これを覆さない限り、イチョリッドは死なない。

ただ、唯一メインに入りうるデッキがある。
そう、親和デッキだ。やはり親和は、王者たるデッキなのだ。


2)過去の実績から
過去に、ボシューカ、力戦・・・など、強力なアンチカードが登場する都度、イチョリッドは死亡すると話があがった。だが、結果は、どうだったろうか?
イチョリッドのせいでサイド枠が削られている悲惨な現状を思い出して欲しい。



3つ目の理由。
イチョリッドはゾンビデッキである。決して死なないのだ。いや、ゾンビだから既に死んでいるから、死なないのだ。
(-_-)ホホホ

4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
3《Tundra》
2《Volcanic Island》
2《Plateau》
2《島/Island》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
1《Karakas》
1《市長の塔/Tower of the Magistrate》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》


4《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《稲妻/Lightning Bolt》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

SB
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《解呪/Disenchant》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《神の怒り/Wrath of God》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201112222101236711/)より、ちょっとづつチューニングした結果。いろいろ改良中。

1)聖トラフトの霊、4枚
個人的にトリコ石鍛冶は、"除去しまくってトラフトで殴る"デッキなので、4枚。詳細は過去DN参照(http://hal9000.diarynote.jp/201201062124599199/)。

2)渋面の溶岩使い、4枚
一部のデッキ(というよりクリーチャー入っている大半のデッキ)にとって、除去必須のクリーチャー。よって、4枚。瞬唱と相性が悪いため、4枚未満に減らすべきという意見には否定的だ。生き残る時点で、場の制圧に大きく貢献しており、その場合、瞬唱がいらないことが多い。そして、デッキ自体青いカードが非常に少ないため、瞬唱は、FoWのエサにすればよいだけだ。
また、1T目ラバマンサーを出して除去を使わせると、2T目の石鍛冶が生き残る可能性(easy win)が大きく高まる。そのためにも1T目の最高の動きはラバマンサー。
なお、ラバマンサーを多めにしているため、フェッチは10枚必須。

3)市長の塔
ミラーマッチで大抵相手に不毛の大地が入っていない場合、 -- 特にトリコ石鍛冶など --- 市長の塔を出せば、対戦相手の装備品が恐くなくなるので、かなり有利になる。
また、対戦相手に不毛の大地が入っていたとしても、バターを1発は殺せるため最低限の仕事をしてくれる。
なお、対戦相手に装備品がない場合は、サイドアウトする。
詳細は、次を参照(http://hal9000.diarynote.jp/201201101924325545/)。

4)アカデミーの廃墟
1枚ざしのメイン、サイドの強アーティファクトを戻せるのは強い。それだけで勝てることもしばしば。

5)サイド
まだ、充分練り込めてないため、調整中。

6)弱点①
ANTやショーテル系のコンボに勝てない。メインにケンスキ、ラバマンサー・・・など、コンボに効かないカードがてんこ盛りだからだ。サイドで枠を大量にとっても、ほとんど意味がない感じ。あきらめるのが吉か。

7)弱点②
手札破壊に弱い。特に思考囲い、ヒム(&瞬唱経由の手札破壊)されてから、タルモや騎士で簡単に殺されることがある。特にヒムをなんとかしたい。
サイドでスネア4枚とピアス4枚入れるか。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201201132113491661/)の続き

今回も、前回に続き妄想思考実験をする。今回の命題は、「テゼレットを1枚減らして、新ソリンを1枚指しする必要があるか?」だ。

私の結論は、"不要。全部テゼレットにする" だ。

まず、テゼレットと新ソリンは、能力(クリーチャー増援+強化+ゲームエンドの役割)が似ているが、テゼレットの方が優秀と前回書いた。そして、役割が一緒のカードを入れるなら、優秀な方だけを入れた方がよい。

もちろん例外もある。同じ役割のカードが5枚目、6枚目も必要なら、新ソリンを入れるかもしれない(5枚目のケンスキのためにパスを入れるのと同じ考え)。だが、4マナ枠のPWは5枚以上は入れない。よって、1枚指しの新ソリンは無い。同じ役割で優秀でない方のカードを入れるのは5枚目以降でよい。

また、新ソリンを入れることによって、新ソリン+テゼレットを両方出せれるメリットについては否定的だ。まず、PWを2体連続で出すことができる状況は、PW2体出すまでもなく勝てる。つまり新ソリン+テゼレットを両方状況は、オーバーキルだ。それよりも、場に出た1体目のPWが確実にテゼレットであることの方が重要だ。つまり、全部テゼレットにするということだ。

※参考までに、2枚テゼレット、1枚新ソリンにした場合、5ターン後(初期7ドロー+通常ドロー4)に引く確率は以下のとおり
テゼレット:0枚,新ソリン:0枚,=53.83%
テゼレット:0枚,新ソリン:1枚,=12.6%
テゼレット:1枚,新ソリン:0枚,=25.2%
テゼレット:1枚,新ソリン:1枚,=5.25%
テゼレット:2枚,新ソリン:0枚,=2.62%
テゼレット:2枚,新ソリン:1枚,=0.48%
つまり、新ソリン(弱い方のカード)しか引かなかった場合のリスク(12.6%)が圧倒的に高い。

以上より、ソリンの1枚指しはないと考える。

だが、この結論は、あくまで以下の前提条件があるからだ。
①テゼレットと新ソリンは同じ役割である。
②テゼレットの方が新ソリンより優秀である。


この前提条件は、思考実験であり、実証確認する必要がある。よって、前回の最後に"テゼレット枠1枚を新ソリン"にすると書いたのは、この机上論が正しいか否かを確認するというテストプレイをするのだ。
新ソリン。テストプレイも何もしていないから何ともいえないが、机上だけで考えてみる。私の意見は、入れないだ。理由は、テゼレットの方が強いと考えるからだ。

まず、ソリンをどこに入れるか考えた場合、単純に競合するのは、4マナのPW枠であるテゼレットだ。テゼレットには、+1から-4でゲームを単純に終わらせるパワー(Easy Win)がある。だが、ソリンには、それがない。できない。これが最大の理由だ。

また、ソリンとテゼレットの+1能力を比較した場合、テゼレットの方が強いことが多いはずだ。なぜなら、テゼレットの+1能力は、ほとんどの場合、クリーチャー召還と同義だ。マナが無いなら、親和持ちか0マナを出す。マナがある場合なら、勇者や達人を出せるからだ。

ソリンの-2能力は、自軍に親和軍団を展開していないと活用できない。その点テゼレットの-1能力は、単体でも充分役に立ってくれる。

また、色的に親和は、物読みを入れたい都合、青が必須の事が多い。そのため、テゼレットを使うために、青黒と2色にすることができる。ソリンを使用する場合、青+白黒と3色になりデッキの制約が増えるのも採用しづらい理由になる。

以上より、親和では依然としてテゼレットの方が使用されると考える。



と言っても・・・、発売されたらテゼレット枠1枚をソリンにするけどね~
(-_-)

前回(http://hal9000.diarynote.jp/201105221151007531/)の続き。

ゲーム中に手札のカードをシャカシャカ回すプレイヤーは多い。その行為に対して、うるさい、見苦しいなど批判的な意見を言うプレイヤーが一部いる。だが、それらの批判は、大きな誤解から生じている。

なぜなら、カードをシャカシャカする行為は、思考の体言だからだ。

思考の体言とは、何か?
説明するのは非常に難しい。あえて例えるなら浪人回し(ペンを手でクルクル回す行為)を想像して欲しい。浪人回しをした経験がある人ならわかるが、浪人回しは、自分の脳の思考を効率化し、まとめることに非常に役に立っている。

つまり、浪人回しをする人は、例外なく非常に高度な知的活動を脳で実戦しているのだ。

そして、マジックでいう浪人回しは、カードをシャカシャカする行為に他ならない。つまり、カードをシャカシャカする行為は、知的活動の表れなのだ。

ただ、浪人回しは、社会で不当に冷遇されてきた歴史がある。そして、浪人回しは長い歳月をかけ市民権を獲得(今では浪人回しを禁止する学校はないと聞く。むしろ推奨している学校も一部あるらしい・・・)した。それと同様にカードをシャカシャカする行為が立派にみとめられるのも少し時間がかかるかもしれない。浪人回しの曲芸のような技を、誰かがカードを使って、やり始めると少し時間が短くなるかもしれないが・・・。

本日の結論。
カードをシャカシャカする行為が、浪人回しと同様に立派に認められること、それこそが、マジックというゲーム全体の社会的認知向上につながるだろう。
白が入るデッキにカラカスを1枚指しされているケースは非常に多い。BANT、マーベリック、ZOO、・・・、他には、騎士が無くてもUW系石鍛冶コンなどにも、1枚指ししている事が多い。対エムラクール、自分の三人衆などのレジェンドクリーチャーとの相性の良さなどが使用されている理由だ。

まさに、カラカスは、環境に溢れるレジェンドクリーチャー達を制するカードであり、メインに必須の土地と言える。

だが、市長の塔は、(少しづつ増えてはいるものの)メインでの採用が少ない感がする。使用されない理由は、無色しか出ない、カラカスと違い起動に無色1マナ必要・・・だから敬遠しているのかもしれない。だが、これは大きな誤りだ。

市長の塔は、対石鍛冶として最高のカードであり、環境のトップメタは、石鍛冶だ。この1点の理由より、メインに入れない理由は無い。

そして、カラカスと違い、レジェンドランドでないため、好きなだけ入れることができる。これがカラカスにない最大の強みだ。
1枚と言わず2枚・・・、ワンチャン(゚ε゚)3枚もありえる強さだ。



市長の塔は、全てのデッキのメインに必須の土地なのだ。

RE-KILL

2012年1月9日コメント (2)
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201108292131541554/)の続き?

夏公開予定の話題の映画、RE-KILL。

ストーリー。アウトブレイクによって人類の80%が死亡した。それから5年後。特殊部隊による第2のアウトブレイクを防ぐための死闘をドキュメンタリー風に描く・・・。ゾンビファン、よだれが出る待望の映画。

<プロモ映像>
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=26_fGZXseZk
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=8esx_XOdt7A
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=P2EUo2x8WOE#!

・・・

映画界はゾンビ一色だが、マジックも負けてはいない。イニストラードでゾンビデッキの予兆はあったが、闇の隆盛でついにブレイクするようだ。事実、各所でスタンダードのトップメタはゾンビデッキになると話題沸騰だ。

だが、これは、スタンダードだけの話では当然ない。レガシーもゾンビ一色になるだろう。それほど公開された闇の隆盛のゾンビカードが充実しているからだ。では、いくつか現在公開されているゾンビカードを見てみよう。
Gravecrawler (黒)
Creature — Zombie

Gravecrawler can’t block.
You may cast Gravecrawler from your graveyard as long as you control a Zobie
2/1
Zombie Apocalypse (3)(黒) (黒) (黒)
Sorcery

Return all Zombie creature cards from your graveyard to the battlefield tapped, then destroy all Humans.
強すぎるゾンビ達。部族デッキ最強のデッキが間もなく産まれる・・・、いやレガシー最強のデッキが間もなく誕生するのだ。歴史的瞬間は近い。
ブレード・コントロール(Blade Control)、略してブレコン。トップメタに君臨するが、間もなく凋落するデッキの名前でもある。

前回(http://hal9000.diarynote.jp/201112132015022036/)の続き。

ブレコンに比較的有利なデッキをパッと思い付く限り並べて見る。

①コンボ
②罰する火
③ソプター
④ニーブルZOO(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201112162107315207/
⑤親和

①コンボは、他DNなどで詳細な分析記事があるため割愛する。
④ニーブルZOOは、参照先の過去DNを見て欲しい。
⑤親和。親和は最強デッキのため、ブレコンにも当然強い。自明だ。

②罰する火。正直、どうだろうか?トラフト入りのブレコンの場合、罰する火が効かない。"除去されまくって、トラフトに殴り殺される"のが一つの負けパターンになりつつある。
この対策に、スラーンを1枚指しして緑頂点すればある程度は解決するようだが、X=4の緑頂点は、マストFoWのため、それまでに森の知恵などでFoWを消費させれずに負けたプレイヤーも多いはずだ。

③ソプター。今の環境において、一番有利なデッキはソプターだと思っている。理由は簡単だ。ソプターさえ出せれば、ブレコンの石鍛冶バターだろうが、トラフトだろうが、ジェイスだろうが関係ないからだ。また、コンボ以外のビートやコントロールに対して圧倒的な優位を保証してくれる(※)。

勝手に無断で外部リンクネタ蒔き時氏のソプターコンの記事(http://43458.diarynote.jp/201007050044422857/)については、今こそ読むべき記事。

ただ、ブレコンに勝ててもコンボに負けては話にならない。だが、ここで一つの解がある。ソプターのコストは、(白/黒)(青)であり、黒青で組めるのだ。黒と言えば手札破壊。つまり、手札破壊満載のソプターデッキを作れば、ブレコンとコンボ両方に勝てるソリューションが構築できるのだ。

今、開発中の黒青ソプターのレシピは、近日中に公開予定だ。まだまだテストが必要だが、今後のレガシー勢力を破壊するパワーがあると感じている。期待せずに期待して待っていて欲しい。

ANT is God Game

2012年1月7日
2011年の年末。紅白をダラダラ見るだけでは時間がもったいない。よって、ANT(炎の中の過去入り)をソリティアしながら見ることにした。そして、驚愕の事実が判明したのだ。

ANTは神ゲーであるという事実。圧倒的事実。

回し初めて数分、紅白よりANT回しに集中している自分に気づいた。これは、おもしろい・・・と。そして、十数分後、意識は、ANT8割、紅白2割になった。それほど、ANTのソリティアはおもしろいのだ。そして、数十分後、紅白の歌は耳に入らなくなった。ANTしか見えない、聞こえない。ANTは最高のゲームだと。

過去のDN(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201010272333365774/)などから、私がアンチANTプレイヤーと勘違いされているかもしれないが、大きな誤解だ。なぜなら、私は、過去4~5回は、ANTで大会に出ているからだ。以前より、私は、ANTを(使う分には)大好きなのだ。

そして、炎の中の過去。他のANTプレイヤーのDNに詳細が記載されているため、簡略するが、使ってみた初めて分かる面白さが、それにはある。想定よりもはるかにコンボがつながり、ストームがたまる。まさにファンタジーだ。

次の大会は、ANTで出場予定だ。ANT以外に選択肢は無い。

繰り返すが、ANTは神ゲーである。 全てのレガシープレイヤーは、ANTを使うべきなのだ。レガシー界を共にANT一色に染めようではないか。
青色と白色が出るデッキを構築する場合、トラフトを採用するかしないか、また、採用するなら何枚採用するか悩んだプレイヤーは、多いはずだ。実は、その答えは明白だ。

4枚フル投入以外の選択肢はない。

「デッキやメタによって違ってくるだろ!ヌッコロスぞ!」と思ってはいけない。上の答えは事実だからだ。では、その理由を以下に記載する。

1)最強生物
3マナ圏の優良生物筆頭は、騎士と三人衆だった。だが、それも昔。今の3マナ圏最強生物は、文句無くトラフトだ。6点クロック、呪禁、回避能力、どれをとっても超一級品だ。出せば速やかにゲームを終わらせてくれる。

そして、デッキ構築においては、強いカードは4枚フル投入が基本である。よって、トラフト4枚投入は必定なのだ。レジェンドだから・・・と3枚以下にしてはならない。1枚目は、対戦相手の渾身のFoWやクリーチャーのブロックで捌かれるだろう。その時、2枚目、3枚目が必要になってくるのだ。所詮消耗品(※)なのだ。むしろ4枚でも足りないと感じるかもしれない。

※:昔、ジェイスや三人衆は4枚ヅミが必須だった時の理論と一緒である(http://hal9000.diarynote.jp/201108120017562005/


2)対戦相手のトラフト対策
トラフトを除去する方法は、非常に限られている。布告系か、Deed、爆薬などしかないが、いずれも不安定だ。よって、一番確実な方法は、自分もトラフトを出して対消滅しかない。

トラフトを積むことは、対戦相手のトラフト対策にもなるのだ。


3)FoWのエサ
それでも手札で腐るようなら、FoWのエサにすればいいだけだ。青いカードの特権である。



トラフトを使用すると、神に泣いて感謝したくなるぐらい強い。事実、トリコ石鍛冶を使用した際に、トラフト4枚採用したが、鬼神の如き働きをしてくれた。ツヨスギル・・・。

もし、トラフトの使用有無や枚数を迷っているなら、4枚入れて欲しい。マジック感が変わるはずだ。

レガシーの人口は、3~4年前よりは確実に増えていると実感できる。だが、同時にレガシーのカード -- デュアラン、不毛の大地、FoWやもみ消しなどの各種カウンター、タルモやボブなどのクリーチャー・・・ -- も比例して高くなっている。

これは、需要と供給の関係で簡単に説明できる当たり前の話だ。レガシーの人口が増え需要は増える一方なのに、カードは再録されないため供給は一定。よって、カードの値段が上がるのは自明だ。


一方、レガシーに新規に参入するプレイヤーは、今後減っていくであろう。なぜなら、参入障壁が、高くなっていくからだ。参入障壁とは、初期投資に必要なレガシーのカードの値段である。参入障壁とレガシーへの新規参入プレイヤーは反比例にある。

他環境のプレイヤーがレガシーに参画しない最大の理由の一つは、レガシーの(初期投資に必要な)値段の高さだ。「安いデッキなら初期投資は低くすむから、安いデッキから始めろよ」というのは、レガシー資産を持つべき側の意見である。レガシーをするなら誰だってデュアルランド満載の高額デッキを使用したいのが大半の意見だ。持たない側の意見は、「レガシーで、チーアメを使いたい、石鍛冶を使いたい、BANTを使いたい、でも高い!」だ(と思う)


まとめよう。
①レガシー人口(カードの需要)が増える
②レガシーのカードの値段が高くなる。
③レガシーの参入障壁(レガシーのカードを買いそろえる初期投資)が高くなる。
④レガシーへの新規参入プレイヤーが減少する。
⑤・・・が確実にレガシー人口は増える。上記①に戻る

だが、このサイクルは、いつか小さくなり終わりがくると予測される。

レガシーのカードの値段がいきつくところまで高くなった時に、レガシーへの新規参入プレイヤーはいなくなるからだ。つまり、レガシー人口に限界が来るのだろうか?

私の考えはNoだ。なぜなら・・・
長くなってきたので、続きは明日以降にでも。
TC Decks(http://www.thecouncil.es/tcdecks/index.php)を見ている人は多いと思う。
ただ、以外と動画コーナーを知らない人がいるようなので、紹介。

http://www.thecouncil.es/tcdecks/videos.php

以前に紹介した感動のカナスレミラーマッチ(http://hal9000.diarynote.jp/201111162022501726/)もここから知った。



大会結果は秘密のみ。
あけまして、おめでとーございます。

さて、昨年?に引き続き。2011年の1日当たりのアクセス数ランキングを掲載。


5位:2011-06-14 (火)
  6/13:「ブラフについて、その1:相手に情報を与えない」http://hal9000.diarynote.jp/201106132039021402/
  6/14:「禁止解除されるべきカード:青チュー」http://hal9000.diarynote.jp/201106142013359763/


4位:2011-10-17 (月)
  10/16:「ケンスキよりも優秀でなくなった除去」http://hal9000.diarynote.jp/201110162235354236/
  10/17:「次の大会で使用するデッキ」http://hal9000.diarynote.jp/201110172202281146/


3位:2011-04-19 (火)
  4/18:「バーン対策カードの批評」http://hal9000.diarynote.jp/201104182058134240/
  4/19:「大会秘話(1):ジェイスより禁止にすべき青いカードとは(銀エラの危険性について)」http://hal9000.diarynote.jp/201104191940014489/


2位:2011-05-31 (火)   
  5/30:「エルフの憂鬱 & 贅沢な悩み」http://hal9000.diarynote.jp/201105302024469848/
  5/31:「FoW4枚必須の時代の終わり」http://hal9000.diarynote.jp/201105312003586895/


1位:2011-07-31 (日)
  7/30:「デュアラン再録の可能性」http://hal9000.diarynote.jp/201107302126395384/
  7/31:「デュアランの上位互換を考える」http://hal9000.diarynote.jp/201107311955474720/


デュアランの関するエントリーが一位。しかも、かなりダントツだったりします。
つまり、デュアランのエントリーを書けば、アクセス数は稼げるのだ!!!

ただ、個人的に、連載エントリー「WotC社について」が真剣に書いた今年唯一の記事だったりするので、もうちょっと上位にきて欲しかったかも。
(´・ω・`)ショボーン

「WotC社について(1)」http://hal9000.diarynote.jp/201107211944232159/
「WotC社について(2)」http://hal9000.diarynote.jp/201107221411077064/
「WotC社について(3)」http://hal9000.diarynote.jp/201107232032416019/
「WotC社について(4)」http://hal9000.diarynote.jp/201107252103245956/
ふりむかないことさ
(「宇宙刑事ギャバン」歌詞より抜粋。
おっさん古参プレイヤーにとっては、子供の頃見たであろう番組、宇宙刑事ギャバン。ただのヒーロー物ではなく非常に重厚なストーリーと奥が深い設定でおもしろかったと記憶している。

そして、とても印象に残っているのが、その歌(※)だ。当時は、何気なく聞いていた曲だったが、年を重ねるにつれ歌詞の内容が本当に素晴らしいことに気づく。まさに男の生き様を、そのまま歌詞にしたようで、本当に心に響く。

おそらく、好き嫌いは分かれると思うが、もし聞いたことがない人は、ぜひ騙されたと思って聞いて欲しい。もしかすると、心の押入に永遠に残る曲になるかもしれないから・・・。

※:外部リンクhttp://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND7327/index.htmlあたりを参照

・・・

2011年の最後の日。私は、この1年のマジックライフを振り返らない。

なぜなら、終わったと思ったDropper人生という悪夢が終わってないことを認識してしまうからだ。2010年末にOTYARAKE Playerから、Champion 、Good Playerにクラスチェンジすることを誓ったはずだったが、失敗したことを認識してしまうからだ。見たくない物は見ないこと、振り返らないことに限る。心の平穏のために・・・。

なぜなら、過去の栄光など、これから続く戦いに役に立たないからだ。私は、この1年、様々な大小の大会で特筆すべき成績を上げた。だが、それを振り返って、悦に浸る暇はない。そう・・・、マジックプレイヤーにとっては、戦い続けなければいけないからだ。事実、年末年始であろうとマジックプレイヤーにとっては、休息の時ではない。事実、年明けすぐにも戦闘(大会)が始まるからだ。

まだ、止まって振り返る時ではないのだ。





(こっからが本文)
というわけで、今年一年、こんなオチャラケサイトを読んで頂いた皆様には、本当に感謝しています。また、大会で対戦した全てのプレイヤー、A氏、H氏、S氏、そして、引退した黒枠マスター氏・・・など、名前を挙げきれませんが、様々なプレイヤーに感謝しています。皆様のおかげで今年も素晴らしいマジックライフが楽しめました。
来年も、より一層素晴らしいマジックライフになることを願っています。最後に来年の目標は・・・・"よりマジックを楽しむ"事にします(笑)
==(((_△_)====
全ての青いカードは、FoWのエサにできるという利点がある。これは、手札のゴミカード(または、すぐには役に立たないカード)を有効に活用できることを意味している。

では、この特性は、青いカードだけの専売特許だろうか?
答えはNoだ。各色持っており、特に黒いカードには、非常に大きな可能性が眠っているのだ。
Contagion (3)(黒)(黒)
インスタント

あなたは、Contagionのマナ・コストを支払うのではなく、あなたは1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある黒のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
1体か2体のクリーチャーを対象とする。それらの上に-2/-1カウンターを2個、望むように割り振って置く。
黒いデッキを使用すると手札破壊を沢山入れたいが、対戦相手が手札を使い切られた場合に手札で腐るという、ジレンマがある

だが、このContagionを使えば、ジレンマを解決できる。手札で腐っている手札破壊をエサに打てばいいだけだからだ。

特にFoWと違い、アドバンテージを失わないのが強い。FoWは、2枚(FoWと青カード)とカウンターする1枚の交換でアドバンテージを失う。だが、Contagionの場合、2枚(Contagionと黒カード)とクリーチャー2体の除去(無力化)であり、アドバンテージはイーブンだ。いや、潜在的に手札に腐っている黒カードを有効活用するのだから、実際は、アドバンテージを取ったとも言える。

青の主役がFoWであるように、これからの黒の主役は、Contagionになるであろう。
前回(http://hal9000.diarynote.jp/201112212038116516/)の続き。

スタンダードを遊んで感じるのは、とにかくゲーム速いということだ。実際、1ゲーム当たりの時間は、レガシーよりはるかに短い。

なぜか?

1)サーチカードの少なさ
土地を置くだけで数秒~数十秒かかるのがレガシーだ。なぜなら、フェッチランドからのサーチがあるから。ほぼ大半のデッキに入っているフェッチランドのために、ただ単に土地を置くだけというプレイに長い時間が費やされる。なお、これに、もみ消しの可能性が加わると更に長くなる。
他にもライブラリーをサーチ(または、トップを見る)するカードは、非常に多い。石鍛冶、緑頂点、独楽、思案、ジェイス・・・。これらが1T当たりの時間をどんどん長くする。

だが、スタンダードは、ライブラリーをサーチするカードは、本当に限られている。これが、スタンダードが圧倒的にレガシーより速い理由の一つだ


2)ピッチカードの少なさ
レガシーは、どんな状況下でも、つど優先権の確認、カウンター有無が必須だ。特に青いデッキの場合、FoWやDazeなどに代表されるピッチガードがあるため、それが顕著だ。なお、これに、ブラフというものが加わるため更に長くなる。

だがスタンダードは、レガシーの代表的なピッチカード、FoWやDazeがない。よって、特定の条件下で、対戦相手の優先権の放棄有無の確認を実質する必要がないケースが多々ある。例えば、対戦相手の土地がフルタップの時は、呪文は100%通ったりするなど・・・。
そのため、スタンダードは、ゲームの進行を速いテンポで進めることができる。


逆に考えると、レガシーがレガシーたらしめているのは、サーチカードとピッチカードということになる。そして、これらがレガシーの面白さを支えているのだろう。


・・・
つまり、レガシーがおもしろいのは、ライブラリーサーチ可能なフェッチランドのためであって、デュアルランドのためではないのだ
(-_-)b

2T目、3T目に出したタルモは弱い時が多々ある。フェッチが墓地に落ちない、1T目に何もアクションが無い(合っても墓地に落ちない)時など、1/2や2/3しかない。最悪、0/1のときもある。稲妻で殺されるのがいやで、タルモを2T目に出すのを止めたプレイヤーも多いはずだ。

もちろん、墓地が最序盤から一気に肥えた場合、2T目から3/4、3T目から4/5のサイズを超える時もある。だが、結局は、2T目、3T目のタルモの強さ、対戦相手から見た脅威度は、非常に流動的(ゲームによって強い時もあれば、弱い時もある)ということだ。

一方、石鍛冶はどうだろう。
常に2T目から強い。2T目の脅威度は、ゲームによって変わらない。除去らないと死ねる。これが、タルモより石鍛冶を優先するポイントではないだろうか?

もちろん他にも石鍛冶を優先する理由は多々あるだろう。だが、最序盤から安定したプレッシャーを与えたい心理が働いたプレイヤーは、石鍛冶を選択するのではないか。そして、そう思うプレイヤーは少なくないはずだ。

となると、まもなく、聖トラフトが騎士の使用率を大幅に下がるであろうことは容易に想像がつく。騎士はオバ賛美経由の2T目、素出しの3T目には良くて4/4、最悪、2/2と強くないときがある。だが、聖トラフトは、どんなゲームであっても2~3T目に必ず6点クロックという安定した強さを約束してくれるからだ。

長年、騎士とタルモなどの優秀クリーチャーを抱えたレガシー最強の色、緑が衰退する日も近いかもしれない。




何度も記載しますが、あくまで最序盤の話であって、序盤すぎた当たりからのタルモ、特に騎士のデカサは異常。それは身にしみて知っている(参照:http://hal9000.diarynote.jp/201102162104513302/)。
また、聖トラフトが呪禁やカラカスコンボを持っているのが追い風になっている部分もありますが、メンドイので記載は省略しますた。
まー、そもそもデッキコンセプトによって大きく変わってくるから比較するのもナンセンスかもしれないんだけど・・・
( ´ ▽ ` )ノ

少し前の話(1年ほど前だろうか)になるが、レガシーのデッキで果敢にもヴィンテージのデッキを操るプレイヤーと対戦(フリーデュエル)したことがある。結果、どうなったか?

もちろん、レイプされまいsたフルボッコにあいました。

私はLandStill。相手(ヴィンテージ側)は、テゼレットから無限ターンとかキモイ動きをするデッキ。本当に勝負にならなかった。一方的な虐殺と言ってもいい。1枚1枚のカードパワーと、1T当たりの動きの量で圧倒されてしまう。

また、ヨーグモスやパワー9の強さは、有名なので心構えがあり我慢できた。だが、独楽とKeyがゴチャゴチャ動いて2ドローしたのを見たときは、正視に耐えず吐き気をもよおしてしまった。

とにかく断言できる。
ヴィンテージは、全フォーマット最強の環境だ。

だが、それだと問題が発生する。
レガシーはスタンダードに負ける(※1)。レガシーは、ヴィンテージに負ける。

※1:参照:「レガシーから見たスタン(1):コンボは必要悪?」http://hal9000.diarynote.jp/201112212038116516/

つまり、以下の強さの図式が成り立つ。

ヴィンテージ>>>スタンダード>レガシー

もしかするとレガシーは、全環境最弱の環境なんじゃないかと思えてしまう(実際は、ヴィンテージに次ぐ強さなのだが・・・)。本当に、由々しき自体だ。エクテン、モダンとの異種格闘技戦は、まだ未経験であるため、ここでなんとかしなければいけない。そして、運よく近々モダンデッキとの対戦が実現できそうだ。そこで、レガシーの汚名を返上したい。というより、私がレガシーやってること自体がレガシープレイヤー全員にとっての汚名かもしれない・・・。が気にしない方向で。オホホホホホ

レガシーvsモダンの最終決戦は近い。吉報を待て。

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